163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 20:07:58.39 ID:sLmOP1Juo
それからまたしばらく、沈黙が続く。
状況は相変わらずだ。
ようやく息のくすぐったさにも慣れてきた、とアニは思った。
それはそうか、こんなに何回も同じ刺激を与えられ続ければ流石に慣れる。
それにしても……本当に苦しそうだ。
余程強く押し付けられているのか……。
イヤしかし、だとすれば自分の腹部もそれなりに強く圧迫されていてもおかしくはない。
だとすれば単に肺活量がないだけか。
……それだけじゃない。
よくよく意識してみれば、アルミンの顔や手が小刻みに震えているのが伝わってくる。
もしかしてこれは、かなり危ないんじゃないか?
酸欠の症状がどんなのかは知らないけど、体が震えるなんていうのは……。
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