11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/24(水) 23:42:01.84 ID:WRWJlGzN0
なーんかおかしかったの。
下に向かってるはずなのに、身体が持ち上げられる感覚がしたって言うか。
美希「ねぇ、響。このエレ……」
上の表示を見ると、エレベーターは上へ向かって動いてたの。
最上階……18階に向かって。
響「……」
美希「ね、ねえ響、どうして上に」
響「……あはは」
響は背中を向けたまま、笑い出した。
エレベーターの明かりが、暗くなったような気もした。
響「ねえ、ミキ」
美希「え……?」
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