12: ◆tqsJezh7w.[saga]
2013/07/25(木) 19:49:26.09 ID:xK0Ey13qo
携帯の地図を頼りに、目的となるゲーセンへと辿り着いた二人。陽も高くなり始め、歩くだけで少し汗ばむようになってきたところだった。
自動ドアをくぐると、空調の利いた空気が軽く火照った体を冷やす。目の前にはまさに無数とも呼ぶべき数のアーケード筐体が並び、多くの人が興じていた。無論、その全てが麻雀ゲームであった。
「わあ、すごい広いね」
「ああ、都内でも有数の規模らしいからな。さーて、音ゲーのコーナーは、と」
入り口近くの柱に張ってある案内図で目的地の場所を確認する。
「……あの角を左に曲がった先か。よし、行くぞ咲……っておい、フラフラと何処かに行こうとするな! こんな広いとこで単独行動したらお前は十中八九迷うだろうが!」
「そ、そ、そんなこと無いよ!? ほらあっちでしょ?」
「逆だ逆! そっち行ったら入り口だっての!」
唸りながら赤面している咲を引きずるようにしながら、京太郎は目的地へ向かう。その姿はさながら兄と妹。いつも通りの二人であった。
215Res/63.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。