過去ログ - 貴音「あなた様は……傍にいてくださいますか?」
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21: ◆RixV6CbYN3y4[saga]
2013/07/25(木) 21:50:07.28 ID:5FPr5684o

それは素晴らしいという言葉さえ許さないようなものだった

ただの白いワンピースが、まるでウェディングドレスのように見えてくる

『どうでしょうか、あなた様』

気恥かしそうに頬を染め、貴音は訊ねてきた

今度は水着の時のようにはしまいとプロデューサーは思っていたのだが、

その姿を見て考えていた言葉を失ってしまっていた

可愛いとか、きれいだとか、

そんな言葉じゃ足らないような気がしたのだろう

でも、臆病なプロデューサーは何も言えずに首を振った

『こ、言葉にし難いな、貴音』

『ふむ……そんなに酷い――』

『そ、そんなわけない! そんなわけないぞ!』

思わず怒鳴って、目の前の少女の表情が視界に入って

『ぁっ―――えっと……』

『ふふふっ』

言葉ではなく笑いではあったが、

それが逆に恥ずかしくて、プロデューサーは顔を真っ赤にしてそっぽを向いた


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