過去ログ - 貴音「あなた様は……傍にいてくださいますか?」
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26: ◆RixV6CbYN3y4[saga]
2013/07/25(木) 22:09:20.68 ID:5FPr5684o

『あなた様の言う通り、私の目は光さえも感じません』

足を擦って歩いていたのは見えないがゆえの対策だったのだ

『だから足を……』

『それだけではありません。挨拶で個別に呼ばなかったのも誰がいるか解らなかったから』

貴音は一言一言でだんだんと表情を暗くしていった

『わたくしの姿すらも見えない。ですから、あなた様に認められる姿かもわからなくて不安だった』

あの少し積極的な撮影水着の問いも、

『メニューが分からず、新作にも気付けず、何種類あるかも解りませんでした』

あのコントでさえも、新作メニューの数などを把握するための言葉

『あなた様とのでぇとで引かれるがままだったのも、何も見えなかったから』

そして、プロデューサーが指した服をどんなものかと訊ねたのも……見えないから


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