121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/09(金) 21:37:57.60 ID:JIB9XzL/0
魔術師がくわえていた煙草を指で横合いへと投げ捨てる
それを辿るようにオレンジ色の軌跡が空中に浮かぶ
「炎よ___ 」
魔術師がそう呟いた瞬間、オレンジ色の軌跡がさっきのギラギラとした反射光とは比べ物にならないほどの光と熱を放つ
燃焼と爆発。
その光が、熱が木原に危険を知らせる
この攻撃が直撃したらお前の命は無いと
それに対して、木原当麻は何かを取り出す
「爆弾てのは人類の英知の一つだと俺は思うんだ」
それは爆弾
木原の掌に収まるようなその爆弾が爆風に向かって投げられる
その名はC-4
TNT換算での威力は約1.34倍
3.5kgあれば幅200mmの鉄製H鋼を爆発の一撃で切断できる程の恐ろしい威力を秘めたその粘土状の固形爆弾が飛ぶ。
その爆弾を確実に起爆させる方法は、起爆装置や雷管のみ。
「アハハ___」
木原は静かに装置のスイッチを押す
直後に起きる強大な爆発。
その爆発が炎を『掻き消す』
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