過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
1- 20
10: ◆6osdZ663So[sage]
2013/07/27(土) 12:08:48.50 ID:tRrD29fbo

肇「・・・・・・すみません。ただ『小春日和』に斬れないものがあるなんて思ってなかったから。」


彼女にとって『鬼神の七振り』は、自慢のお爺ちゃんの最高傑作。

特に『小春日和』は、負のエネルギーの力を借り比喩無く鉄骨すら両断できる優れた刀なのだ。

『ハンテーン』と呼ばれる怪人が、斬撃に対して強い耐性を持つとは噂で聞いていたが、

まさか『鬼神の七振り』ですら斬れないとは思ってもいなかった。


肇「少しだけ悔しいですね。」

美穂「私も同じ気持ちナリ」

肇の気持ちを聞いて、ひなたん星人も答える。


美穂「だけど」

そう言うと、ひなたん星人は立ち上がって刀を抜き、肇の目の前に掲げた。

肇「・・・・・・。」

肇は掲げられた刀をまじまじと見つめる。

『ハンテーン』の超硬度の毛の鎧に強く撃ち付けたにも関わらず、

『小春日和』には刃こぼれ一つ無く、美しいままであった。

美穂「『小春日和』はやっぱり日本一の刀ナリ☆」

ひなたん星人は刀から生まれた人格である事を考えれば、自画自賛ともとれるのだが。


美穂「肇ちゃんのためにも、次こそは勝ってみせるひなたっ♪」 キャピーン

そして、なぜかここでキメポーズ

肇「ふふっ、ありがとう。ひなたん星人さん。」

しかしながら、ひなたん星人の言葉で、肇は元気を取り戻したようだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/644.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice