過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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333: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/03(土) 23:59:44.54 ID:CD5+h8LW0
「…すまない、やりすぎてしまったようだ。」

天井から落ち、腹に穴の開いたままの偽泰葉に、油断することなく近づき、一応謝る。

『腹立たしい…貴方が言ってること、理解したくありません。』

「…ならいつか分かりたくなる時が来るだろう。まだ若いだけだ。」

『…ムカつきますね…絶対にあなたの知りたい事なんて教えてあげませんから。』

そう言うと、偽泰葉の体はみるみるうちに黒くなり、やがて自動的に核が壊れてしまった。

「失敗してしまったな…」

少しテンションが上がってしまったことを反省しつつ、これからどうするか考える。

…地下を中心に行動しているが、時折見かける蛇竜のようなカース。あれが気掛かりだ。

憤怒の街である筈なのに、核も無しに嫉妬の力で動くあのカース。…おそらく母体のようなカースがいる筈だ。

「…嫉妬の大罪…か」

脳裏によぎるのは平和な時代の『彼女』。

…取りあえず、あのカースの母体を倒すべきだろう。

回復魔術で傷を癒しつつ、無意識にそれを決定していた。


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