過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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630: ◆6osdZ663So[sage saga]
2013/08/11(日) 08:32:10.58 ID:1VZRnrdlo

桃華「ですが、これからの時代。きっと”計り知れぬ者”の力は必要となりますわ。」

桃華「そして、あの方を起こすのなら今しかあり得ませんのよ。」

桃華「皮肉にも今はどの陣営も、わたくしや財閥に対しては無警戒ですもの。」

桃華「失墜した財閥よりも、他に脅威は山ほどありますから。」

桃華「私達がここに居ることも、誰が知ることも無いはずですわ。」


桃華「ああ、次はこっちですわよ」

迷路の途中、何も無いように見える壁を指差す桃華。

サクライPは桃華の手を引き、疑問にも思わず壁に向かって進み、

その壁をすり抜けた。


進入した先は殺風景な小さな部屋。

部屋の中心には直径にして2mほどの、円形のくぼみがある


サクライPと桃華はその上に立った。

途端に世界の上下が反転する。

二人は先ほど立っていた床の下に立っていた。

小さな部屋の下に広がっていたのは、真っ黒な空間。

上下が反転したときに、カース達を連れて来れなかったため、

灯りは一つもない。

だが強欲の親子はお互いを視覚的に認識することができた。

真っ黒な空間でありながら、暗闇ではないようだ。

桃華「ここからは異界、あの方の領域のようですわね。」


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