過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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64: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/07/28(日) 05:11:36.58 ID:ofTpPcLJo

椿「という訳で、我々の街への突入は一時中止となります」

『プロダクション』に着いた三人は、内部の人間に憤怒の街の状況を説明する。

椿「折角ご協力頂けるという事でしたが……もうしばらくお待ち下さい」

椿の話を聞いて、『プロダクション』のメンバーは安堵したような、何も出来ないことが無念であるような、複雑な表情を浮かべた。

椿「それでは、我々は別件の任務がありますので、一旦失礼します」

ピィ「待ってください」

ピィ「私も、あなた方に同行させてもらえませんか?」

椿「えっ?」

ちひろ「ピィさん、何を!?」

突然のピィの提案に、GDFの三人も『プロダクション』のメンバーも目を丸くする。

ピィ「私は『プロダクション』の……彼女達の身を預かる者として、あなた方の実力を知っておく必要があります」

ピィ「あの街に皆を連れていって果たして無事で済むのか、見極めさせてください」

ちひろ「ピィさん、危険ですよ!」

ピィ「……」

椿「……少々お待ちください」


椿「どうします? あの街に突入するよりはずっと安全な任務ですけど」

詩織「彼の言い分は筋は通っているけれど……」

志保「いいんじゃないですか? 信用されていないみたいで癪ですけど」

椿「それはしょうがないですよ、先日の爆弾投下以来、世間からの風当たりは強くなっていますし」

詩織「……」

椿「ここらへんでちゃんと仕事をしているところを見せて、信頼を回復しないと……」

詩織「……二人とも、本部の許可が取れたわ」

志保「いつの間に!? 仕事速いですね!」

椿「本部の許可が出たなら大丈夫ですね」


椿「お待たせしました、上に許可は取りましたので、そちらの……えっと」

ピィ「ピィです」

椿「(ピィ……? ピィって何!?)ピィさんの同行を認めます」

ピィ「それはよかった……どうぞ、よろしくお願いしますね」

藍子「ピィさん……気を付けてくださいね?」

ピィ「ああ、ありがとうな……行ってくるよ」


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