過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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718: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:19:15.15 ID:4OqnkOPCo
「化け物ごときに恐れをなすとは、我ら闘剣衆の名折れだ」

闘剣衆。日本のどこかに存在すると言われる、戦闘集団だ。基本三人のチームで動き、一組で町を滅ぼすほどの強大な戦闘力を持つ。そして、この三人の男はその闘剣衆の中でもエリートだ。

「真に恐ろしいのは、我ら闘剣衆だ」
以下略



719: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:20:12.84 ID:4OqnkOPCo
三人は無言で道なき道を歩き続ける。

ふと、斧Pが言った。

「嫌に静だな」
以下略



720: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:23:23.79 ID:4OqnkOPCo
「化け物がいた方が、楽しそうではないか」

そう言って刀Pは笑った。

刀Pの笑顔を見て、二人はゾッとした。それはけっして、親しみの持てるようなものではなく、それこそ化け物のような笑顔だった。


721: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:24:16.82 ID:4OqnkOPCo
「ん?」

刀Pが笑うのをやめて、歩みを止めた。

「ど、どうしたんだ?」
以下略



722: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:26:43.49 ID:4OqnkOPCo
一人は刀P。

そしてもう一人は、腰に二本の刀を帯びた若い少女だ。

そして、その少女の脇にはには、洞窟があった。少女はその洞窟の少し前にある切り株の上に目を閉じて座っていた。
以下略



723: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:28:25.51 ID:4OqnkOPCo
「そんな大きな声を出さなくても、聞こえますよ」

少女の声はよく聞こえた。まるで、耳元で囁かれたようだった。

「私は綾瀬穂乃香。宝の番人です」
以下略



724: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:29:15.29 ID:4OqnkOPCo
「そうか」

刀Pはそう言って、刀を抜いた。

「一つ聞きたい」
以下略



725: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:30:19.03 ID:4OqnkOPCo
「そうか」

刀Pは落ち着いていたが、後ろの二人は驚愕した。

「じゃ、じゃああいつが……」
以下略



726: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:31:55.21 ID:4OqnkOPCo
だが、綾瀬穂乃香は三人の男に武器を向けられても、微動だにしない。

「冥土の土産に見せてやろう。闘剣衆最終奥義、三位一体『妖刀苦肉』!」

そう、刀Pが行った瞬間、風が吹き刀Pのすぐ真後ろで声が聞こえた。
以下略



727: ◆tsGpSwX8mo[sage saga]
2013/08/11(日) 23:32:43.48 ID:4OqnkOPCo
「な、貴様いつのまに」

慌てる刀Pに向かって穂乃香は言った。

「冥土の土産に見せて差し上げます」
以下略



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