過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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◆6osdZ663So
[sage]
2013/08/12(月) 19:45:50.00 ID:7bYZ6KqBo
美穂「えっ、そんな事したらっ・・・・・・」
今にも叫びそうになったけど、肇ちゃんが傍で眠っている事を思い出して、グッと堪えた。
そんな事してしまえば、どうなってしまうのかまではわからない。でも、すごく無茶しているのはわかった。
藤原父「引き受けているのは妖力に近い負のエネルギーだ、肇にもそれほど悪い影響は与えないよ。」
藤原父「それに、その判断はおおむね正しい。おかげで刀達を暴走させずにすんだ。」
美穂「悪い影響は与えないって言うなら・・・・・・じゃあ、なんで肇ちゃんは倒れたんですか?」
私の知りたかった事にようやく答えが出る。
藤原父「妖力の溜め込みすぎだ。」
藤原父「妖力の枯渇を空腹とするならば、食べすぎて苦しんでいるようなものだな。」
藤原父「極端な子だ、まったく。」
藤原父「さて、美穂さん。ここまで聞いて何か質問はあるかな?」
美穂「・・・・・・。」
美穂「あのっ」
質問と言う訳ではないが、
ただ冷然と話し続けた彼に、私は一言だけ言いたかった。
美穂「肇ちゃんの事、心配じゃ無いんですか・・・・・・?」
美穂「肇ちゃん・・・・・・こんなに苦しんでてっ」
私の言葉に彼は少しだけ驚いた顔をした、
けれどすぐ真面目な顔になって
藤原父「・・・・・・勿論心配だとも。だからここまで駆けつけたんだ。」
そう言ってくれた。
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