過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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982: ◆llXLnL0MGk[saga]
2013/08/18(日) 01:22:02.04 ID:343Kvp230
首領『繰り返す! 我々は秘密結社イシュトレーである! 我々はこれより恐怖と絶望をもって、
  この世界を征服する! 今日はそのデモンストレーションとして、海底に棲むウェンディ族とやらを
  瞬く間に滅ぼしてみせよう! さあ諸君! 今のうちにイシュトレーの軍門に下る覚悟を決めたまえ!』

ディスプレイには、唾を飛ばしながら熱弁する髭面の中年の姿が映されている。

ヨリコ「先ほどから地上の電波をジャックして放送されているようです」

ここでヨリコは一旦言葉を切り、微笑みながら続けた。

ヨリコ「あなたたち二人への任務です。彼らを撃退し、最高のデモンストレーションにしてきて下さい」

マキノ「……ふふっ、お任せを」

エマ「っしゃーす!!」

二人は踵を返し部屋を後にする。

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――秘密結社イシュトレー。

その拠点となる大型潜水艦『R-MT』のブリッジ。

首領「海底都市はまだか?」

兵士「間もなく可視範囲に入ります」

首領「そうかそうか。……撮影用潜水艦は?」

兵士「問題なく稼動中です」

兵士がパネルを操作すると、R-MTの後方を航行する、大きなカメラを備えた小型潜水艦の姿が画面に映った。

首領「よーし。我々イシュトレーの華々しいデビューだ。しっかり撮っておけよ」

兵士「海底都市、可視範囲に入りました!」

首領「よし、連装大型魚雷スタンバイ! 撮影を開始しろ!」

兵士「はっ!」

首領『諸君、私の声が聞こえるかね? そう、イシュトレーの首領だ。これよりこの大型潜水艦R-MTを用いて、
  あれに見える海底都市を木っ端微塵に粉砕してくれよう。君たちに与えられた選択肢は2つだ。
  一つ、大人しくイシュトレーの軍門に下る。もう一つ、イシュトレーに歯向かい無残に殺される。
  今の内に好きなほうを選びたまえ! さあ、大型連装魚雷発射!』

兵士「はっ!」

兵士の操作で大型の魚雷が海底都市目掛けて大量に発射された。

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