過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
1- 20
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/26(金) 23:05:32.66 ID:RSWVhOEU0

セシリア「な、何をですか(え、いったい何ですの)!?」

一夏「あなたの澄んだ笑顔。思った通り、綺麗ですね。もっと多くの人の前でその笑顔を見せられたらいいですよね」

セシリア「ななな、何を……あ、あなた、私をまたからかって――――」

一夏「セシリアさんはここに居るのが耐え難い苦痛なのでしょう? でも、ここに居なきゃいけない。そうですよね?」

セシリア「ととと、当然ですわ!」

一夏「だから、セシリアさんが楽になるよう、日本の土地が好きになってしまうようにしたいんですよ」

セシリア「へ? 今、何とおっしゃい――――――」」

一夏「それに私も、日本が祖国とはいえ、少し前までずっと海外で暮らしていました」

一夏「ですから、セシリアさんと同じように今の日本は不慣れでして……」

一夏「似たような境遇のあなたを放っておけなかったんです」

一夏「“一人よりも二人”ですよ」ニッコリ

セシリア「」プシュー

セシリア「ごごごご、ごちそうさまでした!」

一夏「お粗末様でした」

セシリア「おお、織斑一夏!」

一夏「はい」

セシリア「きょ、今日のことは褒めて差し上げますが、あ、あまり私を甘く見ないでくださります……」

セシリア「そ、そう! クラス代表の座を賭けた決闘、覚悟していてくださいね」

セシリア「あ、あなたはこのイギリス代表候補生:セシリア・オルコットの名に賭けて、無謀にも挑戦した愚か者として裁きますわ」

一夏「ああ。経緯がどうであれ、決闘するからには正々堂々と勝負だ」キリッ

セシリア「…………あ(どうしてこの方はこんなにも私の心を――――――)」

セシリア「お、覚えてなさい!」タッタッタッタッター

一夏「あ、セシリアさん!」

一夏「…………まずまずってところなのかな?」

箒「ここに居たか一夏、今日もやるぞ」

一夏「あ、はい。お願いします、箒ちゃん」



セシリア「何故私はこんなにも胸が高鳴っているのでしょう?」

セシリア「男なんてみんな、私に媚びへつらうようなものだと……」

一夏『――――あなたは凄く損をしている』

一夏『だって、あなたは凄く綺麗な顔立ちをしているのに、凄く険しい顔をしているよ? せっかくの美人さんなのに台無しだよ』

一夏『あなたの澄んだ笑顔。思った通り、綺麗ですね。もっと多くの人の前でその笑顔を見せられたらいいですよね』

一夏『だから、セシリアさんが楽になるよう、日本の土地が好きになってしまうようにしたいんですよ』

一夏『“一人よりも二人”ですよ』ニッコリ

セシリア「織斑一夏……」

セシリア「はっ!? 私は今、何を……!」

セシリア「違う、違うんですの! 私とあの方は敵同士で――――――!」

セシリア「そう! 私がここにいるのは祖国の威信のためであって…………」

セシリア「ああもう! とにかく織斑一夏! 覚悟なさい!」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
223Res/312.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice