過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/26(金) 23:28:24.18 ID:RSWVhOEU0
一夏「残り1基だ」
一夏「(さて、やはり外見通りの板切れだけに装甲はアレだったな)」
一夏「(あれをセシリアさんが操っているとしたら、残しておいたほうが集中力を分散させられるかもしれない)」
セシリア「くっ、『ブルー・ティアーズ』を撃ち落としたぐらいで調子に乗らないでくださる?」
セシリア「まだこちらは無傷でしてよ!」
一夏「(あのライフルは直接スコープを覗かないと照準が付けられない!)」
一夏「(そして、砲身も巨大でかつ曲がるビームを撃つわけじゃないから見ただけで射線がわかる!)」
一夏「よし!」ヒュンヒュン
セシリア「くぅ、どうしてこうも当たらないのですか!」
箒「…………すごい」
千冬「(おそらく弟はアラートの警告音なしに直接相手の微かな挙動だけで攻撃を見切っていることだろう)」
千冬「(肉眼では追えない銃弾を撃たれてから回避するのは困難)」
千冬「(事前に射線から避けるのならば確実だが、これも困難)」
千冬「(だが、弟はそれをやってのける)」
千冬「(『白騎士』時代の私と一緒にISの運用法を追究した“師匠”の許での修行の成果は絶大だな)」
箒「凄い! 距離を詰められたぞ!」
一夏「そこだ!」
セシリア「と、思いましたか? 『ブルー・ティアーズ』は4基だけではありませんわ!」(震え声)
一夏「――――――これは!?」
一夏「(あっちから向かってくる!? 2基のミサイル!? 回避しきれない!?)
箒「一夏あああああ!」
爆発音と煙幕が場を覆う。固唾を呑んで見守る観衆。勝ち誇るセシリア。だが、
一夏「うおおおおおおおおおおお!!」
セシリア「――――真下から!?(な、何ですの!? この加速は――――――?!)」
観衆「おおおおおおお!」
それは煙幕の中をISを解除して自由落下し、そこから再展開して一気に相手の虚を突く
Vの字マニューバによる神速の一撃だった。
ほんの一瞬、まさしく一瞬の出来事だった。
その時、一夏の機体の形状が変化していたことはあまり注目されていなかった。
セシリア「シールドバリアーが貫かれ――――――!」
セシリアは自分の認識を超えた速度で一夏の鬼気迫る面が迫り、
原始的なものに駆られて反射的に身を縮めこんでしまうのであった。
『ブルー・ティアーズ』のシールドバリアーを貫いて『白式』の剣:雪片弐型が展開した光の刃を以ってセシリアに迫る。
だが、この時、一夏は恐るべき幻影を目にする。
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