過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/26(金) 23:30:36.39 ID:RSWVhOEU0

一夏が土壇場になって『白式』が一夏と「最適化」したことで
『白式』唯一の武器である剣:雪片弐型の単一仕様能力『零落白夜』が発動した。

その効果は自身のシールドエネルギーと引き換えに、
相手のシールドバリアーを斬り裂き、直接相手に打撃を与えられるというものだった。

しかし、ここで思い出して欲しいことがある。

一夏『ISには絶対防御とシールドバリアーの二重の安全対策が施されているんですよね?』

箒『それは基本中の基本だぞ、一夏? どちらもシールドエネルギーで作用する』

ISの安全対策である絶対防御とシールドバリアーはどちらもシールドエネルギーでまかなわれており、
特に絶対防御の存在によってISは量子化武装の存在を除いても世界最強の兵器の座を獲得している。


絶対防御とは簡単に言えば、シールドエネルギーを物体にまとわせてを物体を剛体化させるものである。

つまり、通常ならば人間などただの肉塊と化すような圧力を耐え切るほどの頑強さを付与するのだ。
さすがに運動エネルギーを完全に受けきることはできず、直撃を受ければ慣性で吹き飛ばされるが、
それでも形が崩れることも内部組織が破裂することもなく、
更に外部のシールドバリアーによって元々の衝撃も緩和されている。

――――――これがISの“強さ”である。

しかし、この『零落白夜』はシールドエネルギーを根こそぎ奪い尽くし、
ISの安全神話を根底から破壊し尽くしてしまえる究極の兵装なのだ。

ISどころか地球上に存在するあらゆるものを一刀両断できるほどの…………

一夏自身は『白式』は戦術的には最弱クラスの機体と卑下しているが、
攻撃翌力だけ見ればこの単一仕様能力によって唯一無双の最強の攻撃手段を持っており、
『白式』はただの最弱を超えて、ハイリスクハイリターンを体現したような機体特性となった。

そして、この剣:雪片弐型自体も人間よりも遥かに頑丈なISの装備を一刀両断出来るだけの斬れ味を誇る。


――――――その性能を一夏はよく知っていた。





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