過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/27(土) 01:32:20.35 ID:sm8a3fLu0

シャル「頑張って、一夏! もうすぐ担架に乗せるから」

一夏「悪い、シャルル。アリーナ使えなくしちまった。いろいろと調整が必要だったのにな」

シャル「ううん、いいんだよ、そんなこと。だって、一夏はかけがえのない仲間の生命を救ったんだもん。むしろ僕はそれを仲間として誇らしく思うよ」

一夏「箒ちゃんも悪いな……」

箒「私もシャルルと同じ気持ちだ」

箒「だけど、もうあんな体を張った交渉なんてしないでくれ。私はお前が無茶をする度に胸が苦しくなるのだ」

一夏「おね……織斑先生、怒ってたね……。同じ事だよね?」

箒「ああ、そうだとも。だから――――――」

一夏「約束はできないけど、努力するよ。誰だってこんなふうにはなりたくないもん」

一夏「必要だったからしかたなくやっただけだ……」

箒「…………え」

一夏「だけど、ラウラ・ボーデヴィッヒって子があんなふうになったのは全部俺のせいなんだ」

一夏「だから、憎まれ続けてもいい」

一夏「ただ織斑千冬の教え子に醜い行いはさせたくなかったんだ」

箒「……難しい間柄だな。師の名声のために兄弟子と妹弟子が啀み合う」

一夏「う〜ん、まあそういう関係になってくるのかな」

シャル「でも、兄弟子としての言葉はちゃんと響いたはずだから、きっと大人しくなると思うよ」

一夏「いや、俺が思うに、まだ足りない。響いたけど、届いていない」

箒「これ以上何が必要だと言うんだ?」

一夏「あいつは“強さ”が絶対だと思い込んでいる」




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