過去ログ - 魔法少女「キュゥべえは可愛いなあ!」 QB「えっ、何だい君は……」
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136:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 17:44:01.28 ID:R9fJNXFf0
あすみ「……もう半年くらい前かな。この街にさ、もう一人魔法少女が居たの」

   「正義の味方気取りで……まるで自分を、街の平和を守るヒーローみたいに思ってて」

   「あすみはそいつにムカついた……魔法少女になりたての頃、魔女に殺されかけた事があるから」

   「魔法少女である事に喜びすら感じてるそいつに、絶望っていうのを味わわせてやりたかった」

   「でも、その気持ちは本気じゃなかった。からかい半分だった」

トモセ「……」

あすみ「……あすみの魔法ね。人や魔女の精神を乱して、幻覚を魅せたりする魔法なの」

   「それで、ある時あすみは……その魔法少女に“目の前で人が魔女に食い殺される幻覚”を見せてやったんだ」

   「それがいけなかったの……幻覚を見せたあと、その魔法少女は途端に顔を青ざめてさ」

   「“もう嫌だ 魔女が怖い 戦いたくない 死にたくない”……そんな事を言い始めて」

   「あすみは……やりすぎた、ごめん。って……そう言いかけた時に」

   「そいつのソウルジェムが真っ黒に染まって……ぱちんって弾けたんだ」

   「もう、そいつの体は動かなくなってて……あすみの目の前に、魔女が居たの」

   「そこで気付いたんだ。 魔法少女は、魔女になるんだって」

   「それと同時に……あすみは人を殺したんだって、分かったの」


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