過去ログ - 魔法少女「キュゥべえは可愛いなあ!」 QB「えっ、何だい君は……」
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/05(月) 16:42:16.51 ID:r7VpbfYv0
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トモセ「歩き疲れたー。やっぱり見所ないよ、砂縞塚ぁ」

QB「商店街を出てからは本当にただの散歩だったね。興味が湧かないのかい?」

トモセ「あたしは“場所”じゃなくて“ヒト”を求めてるのー。はぁ、他所から可愛い魔法少女とか来ないかなぁ……」

QB「もし魔法少女が居たとしても、それに君が気付く手段なんて魔女退治以外ないしね」

トモセ「ないことも無いよー? こうしてキュゥべえを抱えながら歩いてるんだから」

   「キュゥべえの事が見える人なら、あたしが魔法少女だってことが一目で判るでしょ?」

QB「なるほどね。でも、わざわざ君に話し掛ける必要が無いじゃないか」

  「逆に君が魔法少女という事に気付いた魔法少女が、君を暗殺するかもしれないだろう?」

トモセ「その可能性も薄いよ。あすみんって、そこそこ有名な魔法少女なんでしょ?」

   「仲間を作らない主義って言われてるんだから、そんな街に“二人目”が居るとは誰も思わないハズだよ」

QB「ふむ、なるほど」

トモセ「あたしを見た人は、“契約候補”か“他所から偵察しに来た奴”だと考える」

   「普通、候補まで殺そうとはしないだろうし、何処から来たのか分からない奴と戦闘して余計な労力を使うのは避ける」

   「それならこっちから話し掛ければ、きっと仲良くなれると思ってさー」

QB「……君も君で、なかなか考えてるんだね。結局、魔法少女と会う事ななかったけど」

トモセ「うん……土日なら居るかなぁ、魔法少女」

QB「街を訪れるだけなら誰でも出来るからね。他の縄張りへ足を運んでくる魔法少女も少なくない」

  「今日は単に、君の運が無かっただけじゃないかな」

トモセ「うぅ、言ってくれるなぁ……そっかー。じゃあ明日も散歩しなきゃねえ」

QB「僕を抱えたままでね。やれやれ……」


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