過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十二巻
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25:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2013/08/01(木) 14:47:39.92 ID:XJ1fylrgo
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

ゆかりん（世界のわたしの認知はたぶん、テロリスト・トンヌラサーカスの一員だ…）

ゆかりん（…トンヌラサーカスって、世界ではどのようにとらえられてるのかな？）

ゆかりん（グランバニアとラインハットとテルパドールではデマ扱いだとおもうけど）

ゆかりん（王子であるトンヌラは、素性を世界に公表して否定しようとはしないし）

ゆかりん（わたしもそれにならうべき。でも、この学者さんふうふは気の毒か…）ｽｸｯ

シビリン『…ウ……？……ふヒヒ……』ｺﾛﾘ　ﾑﾆｬﾑﾆｬ


ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

ヨシュアは若い婦人と話している。

ﾊﾟﾁﾝ　ﾊﾟﾁﾝ　ｶﾁｬ

ゆかりんは天空のつるぎを装備からはずした。

壮年学者「…？」ﾁﾗｯ

ゆかりん「こんにちは。そのつるぎを調べてください。装備をするならきをつけて…」

壮年学者「……。！？　こ、この竜の意匠は…！」ｶﾞﾀｯ


壮年学者は天空のつるぎを装備した……。

壮年学者「だ！？」ｶﾞｸｳｯ！　ﾄﾞｼｬ！

ヨシュア・若い婦人「！？」

若い婦人「あなた！」ﾀﾀｯ

しかし、剣をもつ手に力が入らず、身体がなまりのように重くなった。

壮年学者には天空のつるぎを装備できそうにない……。


ｽｯ　　ｶﾁｬ　ﾊﾟﾁﾝ　ﾊﾟﾁﾝ

ゆかりんは天空のつるぎを装備した。

壮年学者「…！！」ﾐｱｹﾞﾙ　　若い婦人「…？　……」ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん〈天空のつるぎです。わたしだけが装備できる。この意味がわかりますか？〉

壮年学者「こっこんなことがあるのか？これは何かの思惑なのか…〉ﾄﾞｷﾄﾞｷ

若い婦人「あなた…？」ｷﾞｭｯ

壮年学者〈神々しい竜の武具をまとう騎士…間違いない。勇者さま〉ﾄﾞｹﾞｻﾞ

若い婦人「えっ！？し、失礼しました！〉ﾄﾞｹﾞｻﾞ


ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ　ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ

ゆかりん〈ごめんなさい、顔をあげてください。勇者を探して旅をつづけてるなんて〉

ゆかりん〈どうしても聞きすごせなかった。大魔王のこともしってます。ありがとう〉

壮年学者・若い婦人〈………〉ﾐｱｹﾞﾙ

ゆかりん〈仲間はもっといるし、国々からのえんじょもうけてます。心配しないで〉ﾆｺｯ


ヨシュア〈我々の素性を伏せた事を、どうかお許し下さい〉ｶｼｽﾞｷ

ゆかりん〈しばらくポートセルミで休んで、おくさまをたいせつにしてください〉ﾍﾟｺﾘ

若い婦人〈………〉ｳﾙ　　壮年学者〈……そうでしたか……勇者さまはすでに……〉

壮年学者〈説明がつくような…つかないような……。これをごらんください！〉ｺﾞｿｺﾞｿ

ゆかりん・ヨシュア「？」

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