過去ログ - 【オリジナル】須賀さん「安価で女子サッカー部をつくる」
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107:朝海の場合3 ◆qlrV3AmIJk[saga]
2013/08/05(月) 00:58:11.27 ID:KBUzz7JM0

―朝海家―

朝海「お父さん! お母さん! お願いがあります!!」

朝海父「お、おう」

朝海母「どうしたの、有紗ちゃん?」

朝海「高校に入ったらサッカーを辞めるという約束を反故させてください! お願いします!!」グオン

朝海はおでこが自分の膝にくっつくほど深いお辞儀をした。

朝海「けっして……決して勉強をおろそかにしません! 成績を下げずに両立させてみせます!!」

朝海父「お、落ち着け。な、頭を上げて……」


朝海「……け、だと?」ボソッ

朝海母「有紗ちゃん?」ハラハラ

朝海父「ど、とうしたんだ?」ドキドキ


ぷちん

朝海「これが落ち着かずにいられるかーーッ!!」クワッ

朝海母「!?」ビクッ

朝海「これからもサッカーから離れた状態であいつらを見掛けるかと思うと頭の血管切れるわァッ!!」グワッ

朝海父「わかった、分かったから! 本当に落ち着いてください!」

朝海「キャプテンはポジションじゃねえんだよ! フィールドにボールが来ない所なんかねぇよ!! 楽して点取れりゃ苦労しないわッ!!! そもそも忍者とか小林一茶ってなんだよ!!?? 意味わからんわァッッ!!!!」

朝海父「息抜きにサッカー良いじゃない!? むしろ息抜きに勉強するくらいでね!!」

朝海母「そ、そうよ、有紗ちゃんは勉強のしすぎでちょっと疲れているだけなのよ!」

朝海「奴等にサッカーの厳しさを教えてくれるわァッ! フフ、ハハハ……アーッハッハッハッハッハ!!」


朝海母「ああ、有紗ちゃんが……」フラッ

朝海父「母さん! 救急車だ! 110番に電話しろ!!」


こうして両親の説得に成功した朝海は、翌日女子サッカー部へ向かうのであった。

つづく



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