過去ログ - 【オリジナル】須賀さん「安価で女子サッカー部をつくる」
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165:宮崎の場合6 ◆qlrV3AmIJk[saga]
2013/08/16(金) 20:59:54.80 ID:kLWjQA0m0

司書「『大サッカーの書』は18世紀末の魔術師ファンタジスタ・クロウリーが記した魔導書です」

司書「クロウリーは「あの……」
宮崎「……あの本にはボールの規格にFIFAとかIMSのロゴとか書いてあったんですけど?」

司書「…………」

司書「クロウリーは予言者でもあったのです」ニコリ

宮崎「(胡散臭い!!)」

司書「クロウリーはサッカーを世に広めるために『大サッカーの書』を執筆したと云われています」

宮崎「はあ……」

司書「かの魔導書を読んだ者はサッカーをしないと文字が認識出来なくなるという呪いがかけてあるそうです」

宮崎「はた迷惑すぎる! ……そのクロウリーって人、馬鹿でしょ!?」

司書「魔術師とは奇人、変人が多いものです。あえて云うなら『サッカー馬鹿』ですね」ドヤァ

宮崎「全然上手くないよ! なんでどや顔してんの!?」ガーン

司書「何はともあれ、サッカーをすれば文字を認識出来るようになるでしょう」

宮崎「サッカー……」

司書「……なにか問題があるのですか?」

宮崎「……いえ、あの……相談に乗ってくれてありがとうございました」ペコリ

司書「いえいえ、お力添え出来たようで何よりです。呪いはサッカーをしているうちに消えるはずですよ」ニコッ

宮崎「はい、それでは失礼します」

司書「また、いらしてくださいね」フリフリ


私は司書さんに礼を言って図書館を後にした……しかし、本当に呪いなんてあるのだろうか? 突然になにかの病気にかかってしまったのではないだろうか?


川原「あっ! 宮崎さん、やはり図書館にいたんですね」

宮崎「え? ……うん」

川原「もう遅いですから一緒に帰りましょう」

宮崎「……そうだね」


―度田舎駅―

宮崎「(次の電車は…………数字も読めない!?)」ガーン

川原「どうしたのですか?」

宮崎「いや……ちょっと時刻表が見づらくて……」

川原「?」


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