過去ログ - エイラ「私と付き合ってくれないか」
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5:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:17:11.58 ID:oKQyQEO70
私は慣れない街でできる限りエスコートする。
今年竣工し5月に開業した、街の、いや国のシンボルになった電波塔の下にある複合ショッピングモールに入る。
水族館に展望台、何でもあるらしい。
遅めの昼食を取るために私達はお店を探す。
「サーニャちゃんは、何が食べたい?」
「エイラさんが、最近食べてないモノがいいです」
「うーん。昨日は……えーっと、あぁ……牛丼、食べたというか、食べさせられたな」
私は昨日陸上部の帰りのシャーリーに付き合わされて行った牛丼屋を思い出す。
「しかも勝手に大盛り頼まれちゃって。肉、肉、脂、脂、そして肉みたいな感じでさ……もう見たくないなぁ……」
「ふふ……それはとっても大変でしたね」
そう話していると、私はフィンランドの童話をモチーフにしたお店に目を惹かれる。
しかし、そんなお子様のお店ではダメだと考えた私は、もう少し背伸びできるお店を選ぶ。
アフタヌーンティーをゆったり堪能できると謳い文句の店に入り、遅めの昼食を二人で取った。
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