39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/07/30(火) 23:17:36.55 ID:GIFNfNdNo
「すみませんでしたじゃ許されないんだよ!」
「で、ですが――」
「はぁ? なんだよアンタ、口答えできる立場なのか!?」
「す、すみません!」
「だからさぁ……」
家から響く口論。
やよいが知ってるのは父親の怯える声だけだろうけど、
私はみんなの声を知ってる。だって仕掛け人は私なんだから
「やよい……」
それでいて心配そうに私が声をかけると、
やよいは明らかに力のない笑みを浮かべる
「だ、大丈夫……だから、きょうはその……ごめんね?」
そう言うやいなや家へと駆け込む弥生の後ろ姿を見つめながら、
私はきっと気色の悪い笑みを浮かべているんだろうな。なんて嘲笑していた
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