過去ログ - 渋谷凛「トライアド・プリムス、だよ」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 01:59:19.87 ID:3wCjAt0P0
凛「・・・何か用ですか。」

スカウト「単刀直入に・・・、アイドルに興味はお有りですか?」

凛「・・・はぁ?いいえ、とくには」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 01:59:56.92 ID:3wCjAt0P0
スカウト「そうです。我々CGプロは新規参入の事務所ですから・・・あなたを私たちのアイドル一号、ひいてはシンデレラガール、第一号にしようと。」

凛「そんな買いかぶられても、困ります。」

スカウト「いいえ、あなたには十分その素質があります。お気づきでないかもしれませんが、あなたはたぐいまれなる美貌をお持ちなのですよ?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:00:42.36 ID:3wCjAt0P0
――――春、都立高校、入学式当日

凛(私は、勉強はしっかりするタイプ。見た目通りの不真面目に思われるなんて、なんか悔しい。)

凛(だから、第一志望のためにはしっかり勉強して・・・自分を高めて・・・見事合格して・・・)
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:01:15.85 ID:3wCjAt0P0
凛「・・・ん。ふーん、なかなかカワイイじゃん。グーフィー?」

A「そ、そうです・・・。意外ですか・・・?」

凛「ふふ。そういう訳じゃないよ。というか、Aさんだっけ?私もAって呼ぶから、あなたも凛って呼んでよ。同級生なんだし、さ、ため口で、ね」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:01:43.55 ID:3wCjAt0P0
凛「・・・でも、同じように、ってか、単純だから、純粋なんだな、って」

凛「世の中のこういうキャラってさ、目がおっきくて、鼻がなくって、すごく単純にデフォルメされてるでしょ?」

凛「そうやって、余計なモノがなくなって・・・」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:02:33.17 ID:3wCjAt0P0
A「あれ?どうしたの?なんか変なこと言っちゃった?ごめんね?」

凛「ううん、なんでもないよ。・・・ちょっと、自分の顔のこと言われるの、あんまり慣れてないだけ。」

A「・・・でも」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:03:09.51 ID:3wCjAt0P0
A「・・・ねぇ、どうしたの?ほおづえなんかついちゃって・・・」

凛「・・・ん、いや、なんでもない、ちょっとだけ、考えごt」

生徒B「り、凛ちゃん、さん!!」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:03:40.16 ID:3wCjAt0P0
――――再び、渋谷駅東急口、日陰にて

凛(ホント、AかBでも、ムリにでも呼んでおけばよかったかな・・・今日は二人で遊ぶとか言ってたけど、渋谷で合流したって別に・・・)

スカウト「・・・あの、お嬢さん。」タチハダカリッ!
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:04:08.59 ID:3wCjAt0P0
スカウト「・・・携帯電話。なんでスカウトに時間をとられて、急いで待ち合わせ場所に向かわなければならない人が、携帯で時刻を確認したり、連絡を確認したりしないんですか?」

スカウト「それに、向かったのは代官山方面。ハチ公口は正反対です。友達と待ち合わせするような場所なんか、ありませんよね?」

スカウト「あと、あなたは日陰の壁に背中を預けて、ずうっとスマホをいじっていましたが・・・それはどうみても、そこでの待ち合わせか、単なる暇つぶし。」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 02:04:39.27 ID:3wCjAt0P0
凛「へえ。なんでそんな一流の会社が、今更アイドルなんてやくざな商売に手を出すんですか?」

スカウト「・・・興味、もってくれてるんですか?」

凛「暇つぶしだから・・・ね。」
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