20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 10:43:20.73 ID:zkfB2iWs0
閉じたまぶたから生える睫毛は長く、少し開いた唇は淡いピンクをしていて、脱力して投げ出した肢体はさながら〈工房m〉で見た人形の様でしなやかで美しく………。
「…………」
いい加減にして欲しい。無防備すぎる。
起こすのも躊躇われて、ぼくも寝ることにした。
「起きて、榊原くん」
結局、一時間程寝たところで、逆に鳴に起こされてしまった。
「結構経ったなあ、今何やってるの?」
少し軽くなった体を起こし、屋上の柵から校庭を覗くと三年のフォークダンスが始まっている。
しまった、サボってしまった。これで午後の二、三種目は過ぎたのか。
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