過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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38: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:13:03.80 ID:dvH6gEG70
……ぶっちゃけ、桐乃がいないと俺は生きていけんかもしれん。
当然、桐乃にそんな俺のうだうだした想いを言いたくは無いけどな。 冗談で言うことはあるかもしれねえけど。
さて、俺もそろそろ寝るとしよう。
39: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:13:29.23 ID:dvH6gEG70
電話を終えて、一人。
実は、あたしからも電話を掛けようとしたところに京介から電話があった。 そういうワケで、今は泊まっている旅館の休憩所的なところに来ているんだケド。
先生に見つかったら、多分怒られるだろうなぁ。 でも、そんなことはどうでも良かったりする。
40: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:13:57.21 ID:dvH6gEG70
あたしは片手で持っていたスマホを抱き締めるようにして、少し大きめのソファーの上に寝転がる。
桐乃「……なんか、久し振りに緊張したかも」
てゆうか、あたしってどれだけ京介のことが好きなのだろうか?
41: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:14:25.07 ID:dvH6gEG70
エロゲーも、友達も、モデルの仕事も、色々な趣味も。
どれも大切だけど、京介のことは、そのどれよりも大切で。 どれよりも好きで。
桐乃「……な、なに考えてるんだろ。 あたし」
42: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:14:51.95 ID:dvH6gEG70
でも、楽しいな。
楽しいし、幸せだ。
明日、家に帰れば京介が居てくれる。 あたしを待っていてくれる。
43: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:15:18.13 ID:dvH6gEG70
ずっと想って、何年も何年も。 無理だと思ったりもして。
それで、あたしは決めた。
あたしのワガママで、京介が高校を卒業するまで付き合って貰う事によって、決着を付けようと。
44: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:15:45.24 ID:dvH6gEG70
……あたしはそれが、自分ではどうしようも出来ない程に、嬉しかった。 幸せだった。
そして今。
夢みたいになっちゃってて。 京介と付き合っていて、一緒に暮らしていて。
45: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:16:13.58 ID:dvH6gEG70
でもさ、そうなるともっと何か無いかなって思うよね? ふつー。
あたしとしては……やっぱり、夜景が見えるレストランとか行っちゃって、その後は腕とか組んじゃったりして? 街の中歩いて、色々見たりして。 ほ、ホテルに行くのはありかな!? いや、落ち着けあたし。
その、ホテルとか行っちゃっても良いケド……それでも、あの京介と一緒に暮らしている部屋が良いかな。 落ち着くし。
46: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:16:43.45 ID:dvH6gEG70
あやせ「もう、どこ行ってたの? 桐乃」
部屋に入るとすぐ、あやせがあたしに声を掛ける。
桐乃「あ、あははは。 ちょっとね〜」
47: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:17:13.63 ID:dvH6gEG70
あやせ「ううん。 聞いてないけど、桐乃の顔を見れば分かるって。 すっごい幸せそうだし」
桐乃「そ、そんなことないって!!」
あやせ「こ、声でかい! 静かにしないと、先生来ちゃうよ」
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