過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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49: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:18:07.53 ID:dvH6gEG70
桐乃「もう……」

あやせ「それと桐乃、あと一ついいかな」

桐乃「なに?」
以下略



50: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:18:33.61 ID:dvH6gEG70
翌日。

渋滞やらで遅れて、学校に着いたのは結局、18時を回った頃だった。 バスから降りると風が冷たく吹いていて、冬が近づいているのを感じる。

桐乃「……ちょっと寒くない? あやせ」
以下略



51: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:19:05.34 ID:dvH6gEG70
あやせ「あ、ごめん桐乃。 またね」

桐乃「へ? ちょ、ちょっとあやせ?」

理由も言わず、あやせは駆け足で去っていく。 何だろう? 何か用事でもあったのかな。
以下略



52: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:19:31.26 ID:dvH6gEG70
丁度出たところで、肩に手を置かれた。 そっちの方に視線を移すと。

あたしが、一番会いたい人が居てくれて。

京介「よ。 なんか久し振りって感じだな」
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53: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:19:57.48 ID:dvH6gEG70
京介「ん? なんか言ったか?」

桐乃「なんでもない。 聞こえなかったらそれでいーの」

京介「……そか。 へへ、どういたしまして」
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54: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:20:24.36 ID:dvH6gEG70
京介はそう言い、あたしが片方の手で持っているバッグを指差す。

桐乃「うん。 こっちは良い」

桐乃「……ほら」
以下略



55: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:20:52.73 ID:dvH6gEG70
桐乃「さあて、京介はぁ〜。 ト、ウ、ゼ、ン! 料理の勉強してただろうし? 帰ったら期待してるからね〜。 あたしの足引っ張らないでよ?」

京介「と、当然だろ。 風呂沸かしといたからさ、帰ったら入れよ。 寒かったろ?」

……話題変えてるし。 別に良いケドね。 あたしが教えればいいことだから。
以下略



56: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:21:19.38 ID:dvH6gEG70
桐乃「ふ、ふひひ」

京介「……大丈夫かお前」

桐乃「え、え? あ、あはは。 あたしは大丈夫! ほんと!」
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57: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:21:46.77 ID:dvH6gEG70
桐乃「うん。 仕方ないから入ってあげよっかな」

京介「へへ。 どーも」

そうして、あたしと京介は並んで歩く。 あたしたちの、家に向かって。
以下略



58: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:22:31.32 ID:dvH6gEG70
桐乃「……てか、こっちに着くの五時って言ってなかったっけ?」

京介「ああ、言ってたな」

桐乃「今、六時だけど……」
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59: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/01(木) 13:23:24.67 ID:dvH6gEG70
それを聞くかなぁ? ふつー。

桐乃「どう思う? あたしが嬉しいと思ってるか、思ってないか、どっちだと思う?」

あたしは試すように、そう言ってみることにした。
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