過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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495: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:04:24.47 ID:UXHW0AGS0
投下致します。


496: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:04:52.93 ID:UXHW0AGS0
桐乃「なーんでクリスマスまでわざわざあいつらに会わないといけないワケ?」

俺の隣を歩く桐乃は先ほどから、こんな感じの文句を永延と垂れている。 もう言わなくても分かるとは思うが、言動とは裏腹に表情はとても嬉しそうだ。

京介「んだよ。 じゃあ俺だけでいこっかなー」
以下略



497: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:05:29.34 ID:UXHW0AGS0
京介「ふむ……ああ。 そういうことか」

桐乃「なによ。 一人で納得されても困るんですケドぉ」

京介「要はあれだろ? 俺が黒猫とか沙織と話すのが嫌だから、桐乃しか話せない家に居ろって言いたいんだよな?」
以下略



498: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:05:56.43 ID:UXHW0AGS0
……でも確かに桐乃の言うとおりではあるからな、そうでも無いのか?

京介「……どうだろうな?」

が、俺は敢えてそう言った。
以下略



499: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:06:23.66 ID:UXHW0AGS0
京介「んな不安そうにすんなよ。 お前の言うとおりだっつうの」

俺は言い、桐乃の頭の上に手を置く。

桐乃「……知ってるし」
以下略



500: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:08:04.39 ID:UXHW0AGS0
桐乃「……チッ」

この舌打ちでさえ、最早可愛いの領域だよなぁ。 ったく、昔の俺はこんな奴が近くに居たのに、何をしてたんだか。

そんなことを考えながら横を見ると、桐乃は頬を少し赤く染め、むすっとした顔付き。
以下略



501: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:08:32.11 ID:UXHW0AGS0
京介「そーいや、ぶり返さないように気をつけろよ? 一応、病み上がりなんだしさ」

桐乃「大丈夫大丈夫。 もう完璧だって」

京介「……馬鹿は風邪を引かないってこと?」
以下略



502: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:09:29.63 ID:UXHW0AGS0
京介「はは……まさか」

桐乃「てゆうか、逆でしょ。 京介が風邪を引かないのはそれが原因だと思うケドぉ」

京介「……前に引いたろ。 お前が看病してくれた時」
以下略



503: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:09:56.13 ID:UXHW0AGS0
京介「それならそれでいいよ」

俺はそれが面白く、笑いながらそう言った後、続ける。

京介「……ああ、それでさ」
以下略



504: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:10:24.57 ID:UXHW0AGS0
……嫌そうな顔するんじゃねえ! お前がくれた物だろうがよ!

京介「あれな。 今、使わせて貰う」

俺は桐乃に告げると、財布からその紙切れを取り出す。
以下略



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