過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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507: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:11:51.54 ID:UXHW0AGS0
俺が言うと、桐乃は驚いたような……嬉しいような、そんなのが混ざった様な顔をしていた。
京介「……聞いてくれるか? この命令……っつうか、約束っつうか」
桐乃「……あんたのことだから、どうせ「コスプレしてくれ」とか「一日敬語で話してくれ」とかゆうのかと思った」
508: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:13:15.95 ID:UXHW0AGS0
桐乃「でも……うん。 良いよ。 分かった」
京介「おう。 サンキュー」
これが、黒猫と沙織が待つ場所へ行く道中の会話。
509: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:13:48.42 ID:UXHW0AGS0
今から数ヶ月前の話。
桐乃が修学旅行に行っていて、俺と沙織と黒猫と、三人で今日のことを決めた時の話だ。
黒猫が提案した桐乃へのサプライズだが。
510: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:15:15.06 ID:UXHW0AGS0
「それぞれ合った衣装を着て、BGMであの電波ソングでも流しておけば、涙を流して喜ぶと思うのだけど」
「ほほー。 なるほど。 確かにきりりん氏が喜びそうなアイデアですな」
「でもよ、あいつは俺が連れて行くんだぜ? 俺はどーしたら良いんだよ。 予めコスプレとかしてたらばれるだろうし、何よりその格好で外を歩くのは嫌だぞ……」
511: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:18:18.85 ID:UXHW0AGS0
「その場では?」
「……まあ、良いわ。 クリスマスは基本、ビッチとチャラ男が仲良くする日でしょう? 後は自分で考えなさい。 このチャラ男が」
「……お前そろそろ怒るぞ?」
512: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:18:46.26 ID:UXHW0AGS0
桐乃「うはー! あんたそれどうしたの? アルちゃん似合ってないし! ウケる〜!」
黒猫「うるさいわね。 わたしもこんな格好より、どうせならダークウィッチの方が良かったわよ」
桐乃「メルルにまで厨二持ち込まないでくんない? ダークメルちゃんはそんなんじゃないっつうの」
513: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:19:13.87 ID:UXHW0AGS0
桐乃「てゆうか、言ってくれれば良いのに! あたしもしたかったぁ!」
お前を驚かせる為の物だしなぁ。 言えるわけがない。
沙織「はっはっは。 心配御無用! きりりん氏の分もしっかりと用意してありますぞ」
514: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:19:43.09 ID:UXHW0AGS0
京介「適当なこと言うなって! お前が一番好きなメルルだよ」
桐乃「うっは! なら着替える! 今着替える!」
これだけ嬉しそうにしてくれるなら、このパーティもやった甲斐があったよな。
515: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:20:18.96 ID:UXHW0AGS0
桐乃「へ? あ、う……うん」
桐乃は気付いたのか、脱ぎかけていた服を戻し、その場にあるソファーに腰を掛ける。
桐乃「そ、そーいえばさ。 これって誰が計画してくれたの?」
516: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:20:54.61 ID:UXHW0AGS0
黒猫「わたしをついでみたいに言ったのが癪に障るわね……まぁ、良いわ。 それより早くあなたも着替えなさいな」
桐乃「ひひ。 おっけおっけ……あれ」
桐乃「そーいえば、京介はしないの?」
517: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:21:27.34 ID:UXHW0AGS0
桐乃「じゃあ、着替えるからあんたは早く出てって」
京介「……へいへい」
もうちょっとあれだよ、言い方優しくしてくれねーかな! 桐乃らしくて良いっちゃ良いんだけどよぉ。
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