過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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510: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:15:15.06 ID:UXHW0AGS0
「それぞれ合った衣装を着て、BGMであの電波ソングでも流しておけば、涙を流して喜ぶと思うのだけど」
「ほほー。 なるほど。 確かにきりりん氏が喜びそうなアイデアですな」
「でもよ、あいつは俺が連れて行くんだぜ? 俺はどーしたら良いんだよ。 予めコスプレとかしてたらばれるだろうし、何よりその格好で外を歩くのは嫌だぞ……」
511: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:18:18.85 ID:UXHW0AGS0
「その場では?」
「……まあ、良いわ。 クリスマスは基本、ビッチとチャラ男が仲良くする日でしょう? 後は自分で考えなさい。 このチャラ男が」
「……お前そろそろ怒るぞ?」
512: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:18:46.26 ID:UXHW0AGS0
桐乃「うはー! あんたそれどうしたの? アルちゃん似合ってないし! ウケる〜!」
黒猫「うるさいわね。 わたしもこんな格好より、どうせならダークウィッチの方が良かったわよ」
桐乃「メルルにまで厨二持ち込まないでくんない? ダークメルちゃんはそんなんじゃないっつうの」
513: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:19:13.87 ID:UXHW0AGS0
桐乃「てゆうか、言ってくれれば良いのに! あたしもしたかったぁ!」
お前を驚かせる為の物だしなぁ。 言えるわけがない。
沙織「はっはっは。 心配御無用! きりりん氏の分もしっかりと用意してありますぞ」
514: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:19:43.09 ID:UXHW0AGS0
京介「適当なこと言うなって! お前が一番好きなメルルだよ」
桐乃「うっは! なら着替える! 今着替える!」
これだけ嬉しそうにしてくれるなら、このパーティもやった甲斐があったよな。
515: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:20:18.96 ID:UXHW0AGS0
桐乃「へ? あ、う……うん」
桐乃は気付いたのか、脱ぎかけていた服を戻し、その場にあるソファーに腰を掛ける。
桐乃「そ、そーいえばさ。 これって誰が計画してくれたの?」
516: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:20:54.61 ID:UXHW0AGS0
黒猫「わたしをついでみたいに言ったのが癪に障るわね……まぁ、良いわ。 それより早くあなたも着替えなさいな」
桐乃「ひひ。 おっけおっけ……あれ」
桐乃「そーいえば、京介はしないの?」
517: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:21:27.34 ID:UXHW0AGS0
桐乃「じゃあ、着替えるからあんたは早く出てって」
京介「……へいへい」
もうちょっとあれだよ、言い方優しくしてくれねーかな! 桐乃らしくて良いっちゃ良いんだけどよぉ。
518: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:22:18.02 ID:UXHW0AGS0
桐乃「ふひひ。 どう? 可愛い?」
部屋を出て廊下で一人寂しくぼーっと突っ立っていた俺は、少し経った後に呼び戻される。
部屋の中に入ってくる俺を見て、桐乃はすぐさまそう言った。
519: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:22:43.88 ID:UXHW0AGS0
黒猫「ふふ。 どう? 可愛いかしら?」
俺が答えるや、黒猫が桐乃の横に立ち、言う。
京介「……まあ」
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