過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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584: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:37:30.95 ID:lqFxGtDE0
桐乃「なに幸せそうな顔してんの? もしかしてホントにマゾ?」

京介「ちげーよ! アホかっ!」

桐乃「ふうん? ま、どっちでもいいケドね〜」
以下略



585: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:37:58.34 ID:lqFxGtDE0
そんな文句を言う妹に、俺は後ろから声を掛けた。

京介「なあ、桐乃」

桐乃「なに? どしたの?」
以下略



586: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:38:31.88 ID:lqFxGtDE0
桐乃「……そう考えてたなら最初から言えばいいのに」

京介「それじゃお前へのサプライズにならねーじゃん。 驚いたろ?」

桐乃「ふん……まあね」
以下略



587: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:38:59.01 ID:lqFxGtDE0
桐乃「それで、どこ行くつもりなの?」

京介「言ったらつまらないだろ。 多分、桐乃は喜ぶと思うけどな」

桐乃「なら良いケド」
以下略



588: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:39:38.37 ID:lqFxGtDE0
桐乃「ここって……」

京介「俺たちにとっちゃ、思い出の場所かもな」

来た場所はスカイツリー。 前に来たのは……もう、二年前のことになるのか。
以下略



589: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:40:05.90 ID:lqFxGtDE0
桐乃「良いよ。 もう」

桐乃は言うと、スカイツリーを見上げる。 その横顔は笑顔でいっぱいになっていて……俺にはもう、身に突き刺さる寒さなんて物は全く気になくなっていた。

桐乃「ほら、なにぼーっとしてんの。 行くんでしょ? 上」
以下略



590: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:40:37.51 ID:lqFxGtDE0
京介「かもな」

俺の言葉に、桐乃は少し不満そうな顔をする。

だから俺は、こう付け足した。
以下略



591: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:41:03.46 ID:lqFxGtDE0
京介「俺はお前が居れば良いよ。 桐乃は?」

桐乃「……ふん」

桐乃は俺の手をしっかり掴むと、展望台へと向かって歩き始めた。
以下略



592: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:41:31.90 ID:lqFxGtDE0
京介「なんか、懐かしいなぁ」

桐乃「そんな時間経ってなくなーい? おじさん臭いこと言わないでよ」

展望台から夜景を眺めながら、俺と桐乃は話す。
以下略



593: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:41:57.21 ID:lqFxGtDE0
桐乃「あっそ。 じゃあ正直にゆーケドぉ」

桐乃「なんてゆうか、二回目になると感動薄いかも」

……大分正直に言ったな、こいつ。 まあ俺も感じていたことではあるが。
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594:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 13:42:46.06 ID:fz1eM6Jno
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