過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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2013/08/12(月) 13:53:47.84 ID:lqFxGtDE0
京介「良かったな、欲しい服とかアクセあって」
桐乃「うんうん。 やっぱこういう日は限定物あるからねぇ」
桐乃の様子からして、かなり満足できる物があったのだろう。 先ほどからずっとにやにやしっぱなしだしな。
614: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:55:07.50 ID:lqFxGtDE0
京介「……なんていうか、桐乃はやっぱり桐乃だよな」
桐乃「へ？ どしたの、急に」
京介「いや……アキバ行ったときと、今日みたいに服とかアクセとか見てるときも、同じくらい楽しそうだったからさ」
615: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:55:38.46 ID:lqFxGtDE0
桐乃「でもね、一つ良いこと教えてあげよっか？」
京介「良いこと？ なんだ？」
桐乃は組んでいた腕を解き、俺に背中を向け、一歩、二歩、歩く。
616: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:57:34.32 ID:lqFxGtDE0
最後に振り返り、桐乃は今日一番の笑顔を俺に向ける。
……うおう。 それは反則だぜ、桐乃さん。
京介「……今年ももうすぐ終わりだけどよ」
617: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:58:29.26 ID:lqFxGtDE0
京介「よっぽどのことじゃなきゃ、今の言葉より嬉しいことなんてねえよ」
京介「……そうだな。 なあ、桐乃」
京介「俺は本当に、お前を好きになれて良かった。 お前に好きになってもらえて良かった。 お前と会えて良かった。 そんで」
618: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:58:55.57 ID:lqFxGtDE0
京介「……はは。 返事は無しか？」
桐乃「分かるでしょ？ そのくらい。 ひひ」
そうだな。 もうそんなのは、俺にとっては考えるまでも無く分かることだ。 だから、たまには静かに帰るとしよう。
619: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 13:59:23.25 ID:lqFxGtDE0
ここ数年のクリスマス、桐乃は心の底から楽しんでいなかったかもしれない。 最初から最後まで、な。
一昨年は……イブだったけども。
今年はお互いに、最初から最後まで楽しめた。 そんな、クリスマスだった。
620: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/12(月) 14:01:49.77 ID:lqFxGtDE0
以上で本日の投下終わりです。
乙、感想ありがとうございます。
621:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 14:12:41.92 ID:zZEAsMup0
乙です！いつも楽しく読ませてもらってます！
>>596と>>597の間に一文抜けてるような・・？
あと>>615と>>616の間は読者にはナイショということなんでしょうか？
622:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/12(月) 14:15:37.29 ID:Bn1SfusG0
乙！！！！
やっぱ俺妹最高だわ。
623:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 14:17:16.84 ID:U3IX7lK4o
乙です
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