過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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762: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:45:39.88 ID:r3ehhr4X0
こんばんは。
乙、感想ありがとうございます。
一応ネット配信までですので、後三日ですかね?
とは言っても書きたいネタが最近ちょろちょろと出てきてるので、なんだかんだ言って続く可能性が。
仕事が少し忙しくなりそうなので、投下間隔は落ちそうですが。
763: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:46:07.28 ID:r3ehhr4X0
京介「黒猫か? 今どこにいる?」
「……あなた、本当に来たの? 桐乃は?」
「外せない用事とは、桐乃のことでしょう? なのに来るなんて……」
764: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:46:33.49 ID:r3ehhr4X0
京介「……ああ、そうだよ」
「それは、あなたの意思?」
京介「……正直に言った方が良いよな? その質問には」
765: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:47:02.50 ID:r3ehhr4X0
「……ふふ。 そう」
京介「……俺が恩知らずでショックか?」
「いえ、そんな訳無いじゃない」
766: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:47:30.33 ID:r3ehhr4X0
「そうよ。 多分……だけど。 あなたが桐乃のことを大切にしているのが分かって、安心したのかしら? 勿論、そんなことはずっと前から分かっていたことだけれど」
「自分でも良く分からないのよ。 良く分からないけれど、そんな感じ。 ごめんなさい、上手く伝えられなくて」
京介「いや……充分だよ。 それだけ言ってもらえりゃあ、充分だ」
767: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:47:57.96 ID:r3ehhr4X0
京介「悪かったな。 で、どこだよ?」
「あなたの後ろよ。 先ほどからずっと、その間抜けな背中を眺めていたわ」
そう言われ、振り向く。
768: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:48:25.43 ID:r3ehhr4X0
沙織「ありがとうございます! 京介氏!」
無事に間に合ったようで、入場時間を待つ沙織から頭を下げられる。
京介「構わないって。 それに、お礼は俺より桐乃に言ってくれ」
769: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:49:07.69 ID:r3ehhr4X0
京介「……でも、俺は桐乃に頼まれればいつでもコスプレくらいしてやるけど……何でだろうな?」
沙織「京介氏がきりりん氏の前だと、だらしない顔付きになるからでは?」
京介「……自覚無いけど」
770: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:49:34.47 ID:r3ehhr4X0
黒猫「……迷惑掛けたわね。 ありがとう」
沙織と話していると、横から黒猫がそう言った。
京介「そう改まって言われるとなんか照れるな。 はは」
771: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:50:01.91 ID:r3ehhr4X0
黒猫「……何を?」
京介「俺と桐乃のことだよ。 黙っててくれたんだろ?」
黒猫「……いえ? わたしは何もそんな配慮はしていないわ」
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