過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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771: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:50:01.91 ID:r3ehhr4X0
黒猫「……何を?」
京介「俺と桐乃のことだよ。 黙っててくれたんだろ?」
黒猫「……いえ? わたしは何もそんな配慮はしていないわ」
772: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:50:28.79 ID:r3ehhr4X0
京介「……結果オーライって奴か。 はは」
先ほどのお礼の言葉をすぐに返して欲しいと思ったところで、着信音。
携帯を開くと、メールが一件届いていた。 差出人は桐乃。
773: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:50:56.17 ID:r3ehhr4X0
京介「だってよ。 沙織、黒猫」
沙織「全く。 人の心配よりは自分の心配を……と言ったところですなぁ」
京介「そりゃあ、お前にも言える台詞だぜ。 ペナルティの件、黙ってた癖によ」
774: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:51:22.57 ID:r3ehhr4X0
……シャツ一枚だけで寝てたからじゃね? とは言えん。 無理無理。
京介「あー。 えっと……コタツで寝てたからじゃね?」
と、俺は嘘とも言えないことを伝える。 ざっくり言えば、そうだろうし。
775: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:51:52.79 ID:r3ehhr4X0
黒猫「まだバスが来るまでは時間があるわ。 それまでなら良いじゃない。 ね?」
沙織「そうですな。 きりりん氏にとっても、良いと思いますぞ」
沙織「……黒猫氏も、本当はそういうお考えなのでは?」
776: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:52:19.53 ID:r3ehhr4X0
黒猫「分かっているわよ。 その為にあなたが居るのでしょう?」
……酷い扱いだな、おい。
要するに桐乃が表面的に出す怒りを俺が抑えろってことだろう? 体を張って。
777: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:52:47.04 ID:r3ehhr4X0
沙織「では、撮りましょう!」
そうして俺と沙織と黒猫は、三人で集まって写真を撮る。 間に合ったことを伝える為に。
俺はその撮った写真をメールに貼り付け、すぐに桐乃に送った。
778: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:53:13.86 ID:r3ehhr4X0
To 桐乃
妹との約束を俺が破る訳無いだろ。 シスコンだからな。
よし。 これで良い。
779: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:53:40.17 ID:r3ehhr4X0
黒猫「あら? わたしはただ推測して言っただけよ。 当たったのかしら?」
京介「お、お前はなあ……くそ」
桐乃もよくこんな奴と言い合い出来るな。 あいつのメンタルには時々驚かされるぜ。
780: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:54:06.74 ID:r3ehhr4X0
京介「あ、あー。 はは、いやいや、桐乃さんが居なくて滅茶苦茶寂しいっすよ。 マジで」
「ほんと? ふうん。 じゃあちょっと黒いのと変わって」
京介「黒猫か? 別にいいけど」
781: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:54:32.80 ID:r3ehhr4X0
黒猫「もしもし、ご機嫌いかがかしら。 苦しんでいるの?」
……今までに聞いたことの無い心配の仕方だぜ、それ。
黒猫「あらそう。 苦しんでいるようで何よりだわ。 ふふ」
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