過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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775: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:51:52.79 ID:r3ehhr4X0
黒猫「まだバスが来るまでは時間があるわ。 それまでなら良いじゃない。 ね?」
沙織「そうですな。 きりりん氏にとっても、良いと思いますぞ」
沙織「……黒猫氏も、本当はそういうお考えなのでは?」
776: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:52:19.53 ID:r3ehhr4X0
黒猫「分かっているわよ。 その為にあなたが居るのでしょう?」
……酷い扱いだな、おい。
要するに桐乃が表面的に出す怒りを俺が抑えろってことだろう? 体を張って。
777: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:52:47.04 ID:r3ehhr4X0
沙織「では、撮りましょう!」
そうして俺と沙織と黒猫は、三人で集まって写真を撮る。 間に合ったことを伝える為に。
俺はその撮った写真をメールに貼り付け、すぐに桐乃に送った。
778: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:53:13.86 ID:r3ehhr4X0
To 桐乃
妹との約束を俺が破る訳無いだろ。 シスコンだからな。
よし。 これで良い。
779: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:53:40.17 ID:r3ehhr4X0
黒猫「あら? わたしはただ推測して言っただけよ。 当たったのかしら?」
京介「お、お前はなあ……くそ」
桐乃もよくこんな奴と言い合い出来るな。 あいつのメンタルには時々驚かされるぜ。
780: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:54:06.74 ID:r3ehhr4X0
京介「あ、あー。 はは、いやいや、桐乃さんが居なくて滅茶苦茶寂しいっすよ。 マジで」
「ほんと? ふうん。 じゃあちょっと黒いのと変わって」
京介「黒猫か? 別にいいけど」
781: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:54:32.80 ID:r3ehhr4X0
黒猫「もしもし、ご機嫌いかがかしら。 苦しんでいるの?」
……今までに聞いたことの無い心配の仕方だぜ、それ。
黒猫「あらそう。 苦しんでいるようで何よりだわ。 ふふ」
782: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:54:59.71 ID:r3ehhr4X0
京介「おいおいおいおい、おい! 何の話だそれ!?」
俺は黒猫から携帯を奪い取り、耳に当て。
京介「桐乃か? 黒猫の言ってたこと全部でっち上げだからな!?」
783: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:55:26.31 ID:r3ehhr4X0
京介「……マッハで帰ります」
「うん。 よろしい」
通話終了。 末恐ろしい妹だぜ、全く。
784: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:55:54.61 ID:r3ehhr4X0
黒猫「それと、桐乃にも伝えておいて頂戴。 ありがとうと」
京介「さっきの電話で言っとけば良いのによ……そのまま伝えちゃっていいのか? お前の言葉」
黒猫「たまには、ね。 打ち上げもやるつもりだから、とっとと治しなさいとも伝えておいてくれるかしら」
785: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:56:24.50 ID:r3ehhr4X0
沙織「お任せください! 京介氏の最後の頼み……しかと聞き入れましたぞ!」
京介「……俺はまだ死なないからね?」
黒猫「そもそも、あなたが桐乃の元へ戻ったら、余計に熱が出るのじゃないかしら」
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