過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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784: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:55:54.61 ID:r3ehhr4X0
黒猫「それと、桐乃にも伝えておいて頂戴。 ありがとうと」

京介「さっきの電話で言っとけば良いのによ……そのまま伝えちゃっていいのか? お前の言葉」

黒猫「たまには、ね。 打ち上げもやるつもりだから、とっとと治しなさいとも伝えておいてくれるかしら」
以下略



785: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:56:24.50 ID:r3ehhr4X0
沙織「お任せください! 京介氏の最後の頼み……しかと聞き入れましたぞ!」

京介「……俺はまだ死なないからね?」

黒猫「そもそも、あなたが桐乃の元へ戻ったら、余計に熱が出るのじゃないかしら」
以下略



786: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:56:50.39 ID:r3ehhr4X0
京介「桐乃、大丈夫か?」

部屋に入るやすぐ、俺は桐乃が寝ている布団の横に行き、話し掛ける。

桐乃「遅い。 あたしが死んでたらどーすんのよ」
以下略



787: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:57:43.69 ID:r3ehhr4X0
桐乃「ならいいケドぉ」

桐乃は口ではそう言いつつも、嬉しそうな表情をしている。 俺が間に合った事が、こいつにとっては嬉しいのだろう。

黒猫が無事、コミケに出られることが嬉しいのだろう。
以下略



788: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:58:33.47 ID:r3ehhr4X0
更に嬉しそうな顔してやがるよ、こいつ。 面白いなあ。

京介「言っとくが、もうお前が治るまで俺は離れないからな。 命令も全部使ったろ?」

桐乃「はいはい。 今回は傍にいるの許してあげる。 感謝してね?」
以下略



789: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:59:12.03 ID:r3ehhr4X0
桐乃「……あんたとお風呂入ると、体余計に熱くなるし」

……聞いといてあれだけどな。

そういうことは頼むから心の中だけで思っていてくれ! 言われるとマジで意識しちゃうからさ!
以下略



790: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/15(木) 23:59:41.90 ID:r3ehhr4X0
俺はそのまま、桐乃の頭をゆっくり撫でる。 桐乃の目は少しだけとろんとしていて、俺に向けられている。

桐乃「……一回しか言わない」

桐乃「……好きだよ、京介のこと」
以下略



791: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 00:00:47.97 ID:mtmAVoWE0
桐乃「……シスコン」

京介「そう言うお前はブラコンじゃねえか」

桐乃「……それがどうしたっつーの。 あたしは兄貴と付き合っちゃう程のブラコンだケドぉ。 文句ある?」
以下略



792: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 00:01:15.18 ID:mtmAVoWE0
京介「……顔、触ってもいいか?」

何聞いているんだろうな、俺。

だが俺がそう聞くと、桐乃は何も答えず、頭を少しだけ俺の方へと寄せる。
以下略



793: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 00:01:45.40 ID:mtmAVoWE0
俺が言うと、桐乃から返答。

桐乃「……一応聞こえてるからね、それ」

京介「……はは」
以下略



794: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 00:02:12.23 ID:mtmAVoWE0
桐乃「でも、あたしにとっては嬉しい言葉だから」

京介「……そうかよ。 へへ」

桐乃「……うん」
以下略



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