過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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851: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:50:25.37 ID:mtmAVoWE0
京介「き、桐乃……?」
桐乃「なに? 文句あんの?」
京介「……ねえけど」
852: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:51:11.71 ID:mtmAVoWE0
桐乃「えへへ。 おいしそー」
なんか、俺めっちゃ悪いことをしている気分になってきたぜ。 女子高生に酒飲ませて膝の上に座られてるってかなりヤバイんじゃないか? しかも妹だし。
……まあいっか!
853: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:51:58.40 ID:mtmAVoWE0
京介「お……結構美味しいな、これも。 ほら」
桐乃の体を抱き締める様に、俺は目の前にコップを差し出す。
桐乃「ほんと? ひひ。 いただきまーす」
854: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:52:29.77 ID:mtmAVoWE0
桐乃は俺から顔を逸らし、コップに入っているチューハイをちびちびと飲む。 多分、恥ずかしがっているのだろう。
俺はそんな桐乃の髪をとかすように触り、もう片方の手で抱き締める。
桐乃「……ほら、京介の番」
855: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:54:31.25 ID:mtmAVoWE0
桐乃「いいから。 早く」
言われ、不満に思いつつ、桐乃を抱き締めている手を離す。 ちくしょうめ。
桐乃「よいしょっと」
856: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:55:06.22 ID:mtmAVoWE0
桐乃は言いながら、俺のことをじっと見つめる。 普段なら逸らしそうな物だが、今日は全くその気配が見られない。
京介「……」
桐乃「……」
857: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:55:33.38 ID:mtmAVoWE0
桐乃「ふひひ〜。 京介!」
桐乃は唐突に笑い出すと、俺に抱き着いてきた。 抱き着いたというよりかは、しがみつくの方が正しいかもしれない。
京介「あ、あぶねえよ。 コップ持ってるんだし」
858: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:56:00.75 ID:mtmAVoWE0
桐乃「もういい?」
京介「おう」
桐乃「……京介から抱き締めてよ」
859: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:56:26.13 ID:mtmAVoWE0
桐乃「ちょっと待っててね」
桐乃は起き上がり、先ほど置いたばかりのコップを手に取る。 二杯目のチューハイも、もう残り少なくなっていた。
桐乃「あのさ、エロゲーとかやってると、時々こんなのあるんだけどぉ」
860: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:56:53.62 ID:mtmAVoWE0
俺に顔を近づけ、桐乃は何かを言おうとするが、飲み物が入っている所為で口を開けない。
……ドジだなおい! いやぁ。 ていうか、こいつは何をしようとしてんだ?
顔がスゲー近いし。 恥ずかしいんだけどよ。
861: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:57:19.68 ID:mtmAVoWE0
俺が聞くと、桐乃はコクコクと首を縦に振る。
京介「そ、それはまだ早いっつうか! 恥ずかしいっつうか!! も、もうちょっと仲良くなってからとか!?」
京介「だ、だから桐乃。 俺は別に嫌って訳じゃねえんだよ? お前可愛いし、俺はお前のこと、超好きだしよ」
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