過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
↓ 1- 覧 板 20
904: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:03:45.33 ID:ASt53XOW0
桐乃「なんかムカついただけ」
……相変わらずだが、勘でやってるとしたら恐ろしい的中率だぜ。 やれやれ。
黒猫「いちゃつくのもその辺にして頂戴。 こんな山奥で干からびたく無いわ。 しかも冬に」
905: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:04:13.08 ID:ASt53XOW0
桐乃「もっちろん。 当たり前じゃん?」
黒猫「ええ、良いわよ。 むしろ、手伝わせて貰いたいくらいよ」
桐乃と黒猫はすぐにそう答える。 あー、てか、俺は?
906: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:04:40.03 ID:ASt53XOW0
京介「……へいへい」
相変わらず酷い言い方だぜ。 はは。
沙織「京介さん、きりりんさんは恐らく……京介さんに食べて頂きたいのかと思いますよ。 毎日食べていると思いますけどね」
907: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:05:06.88 ID:ASt53XOW0
それから数十分待ち、やがて沙織達が料理を運んでくる。 なんか、俺すっげー良い気分なんだけど! 階級が上がった気がするぜ。 へへ。
桐乃「なにボーっと座ってんの。 運ぶのくらい手伝えっての」
……お前いっつも家じゃ「京介は座ってて良いよ。 あたし持ってくるから」って言うじゃねえかよ! なんで友達の前だとそんな当たりキツイわけ!?
908: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:06:47.22 ID:ASt53XOW0
京介「いって! 足踏むんじゃねえよ!」
桐乃「え〜? だってぇ、京介踏んで欲しそうな顔してたしぃ」
京介「どんな顔だ!?」
909: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:07:20.55 ID:ASt53XOW0
そんな光景にため息をつきながら、キッチンに置かれている料理を運ぶ。 ひたすら。
沙織「ごめんなさい、京介さん。 わたくしたちだけでは運びきれなかったので」
そこに居た沙織は、先程から忙しなく料理を運ぶ俺に向けて言う。 一番のお嬢様が一番の優しさだよ、ほんと。
910: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:07:48.20 ID:ASt53XOW0
沙織「わたくし、自宅に本を忘れてきてしまいましたの。 急に読みたくなったので、取ってきてください」
京介「……外、雪降ってるけど」
沙織「ええ」
911: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:08:17.03 ID:ASt53XOW0
京介「いただきます」
ようやく運び終わり、待ちに待った食事。
さすがに四人ともなると賑やかで、なんだか少し、懐かしかった。
912: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:09:50.38 ID:ASt53XOW0
桐乃「そーいえば、黒猫って和食系得意だったよね。 よくそんなの作れるね?」
黒猫「難しい料理では無いわよ。 手間は確かにかかるけれど……火加減さえ気を付ければ、誰でも作れるわ」
桐乃「へぇ〜。 んじゃさ、今度教えてよ。 あたしも作ってみたい」
913: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:10:20.23 ID:ASt53XOW0
京介「……あ」
京介「これって、お前が作ったのか?」
俺は言いながら、桐乃の方に顔を向ける。
1002Res/362.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。