過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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928: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:19:57.92 ID:ASt53XOW0
こうして、黒猫と沙織と桐乃はそのまま風呂に行き、俺もまた風呂へと向かう。
ちなみに、この俺たちが来ている沙織の別荘なのだが、なんと風呂が男女別になっている。 何でも昔は本当に旅館だったらしく、それを買い取ったとのことだ。
こんなところに桐乃と一緒に住んでみたいなぁ。 なんて考えながら、一人風呂。
929: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:20:25.51 ID:ASt53XOW0
桐乃。
今だからこう思えるのかもしれないけど、俺にとって何より大切な奴で、何より好きな奴で、世界でたった一人の妹だ。
……桐乃はどういう風に思っていたのかな。 今までのことや、これからのこと。
930: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:20:56.05 ID:ASt53XOW0
守ってやりたいだとか、抱き締めたいとか、一緒に居たいとか。 それよりも、もっとこう……大切にしてやりたい。
今、あいつは俺に「幸せ」と、良く言ってくれる様になった。 でも、俺はもっとあいつを幸せにしてやりたい。 今よりも。
これから多分、そんな道を模索し続けることになるのだろう。 そして、それも黒猫が言っていた「問題」とやらに含まれているのだろう。
931: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:21:21.59 ID:ASt53XOW0
その後、風呂から出て再びリビングへ。
入ると沙織と桐乃と黒猫が揃って髪を乾かしている。 中々に面白い光景だ。
京介「なあなあ、桐乃」
932: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:21:51.50 ID:ASt53XOW0
京介「本当のことじゃん」
桐乃「こ、このバカっ!!」
黒猫「沙織、見なさい。 あれがバカップルの良い例えよ」
933: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:22:45.22 ID:ASt53XOW0
京介「な、なんだよ?」
桐乃「なんだよじゃないでしょ! な、なにあいつらの前であんな恥ずかしいこと言ってんの!?」
京介「はは。 悪かったって」
934: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:23:12.56 ID:ASt53XOW0
京介「あいつらにばれなきゃいいだろ?」
言いながら、笑う。
桐乃「……そ、そうゆう問題じゃないし」
935: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:24:00.05 ID:ASt53XOW0
京介「お、おう……そ、そうだな。 はは」
桐乃「……か、帰ってからなら何回でもいいから」
すげえ台詞だな……。
936: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:24:35.07 ID:ASt53XOW0
未だに桐乃は顔を赤くしていて、恥ずかしさを我慢している様な顔をしていた。
……写真に収めてぇ!! 携帯を寝室に置きっぱなしってのがすっげえ悔やまれる!!
黒猫「ほら、もう年を越すわよ。 沙織、桐乃」
937: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/17(土) 18:25:45.47 ID:ASt53XOW0
『新年あけましておめでとうございます!』
とのこと。 テレビに表示されている時間は既に日付が変わってから5分ほど経っている様だ。
京介「……沙織?」
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