過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
1- 20
240: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/17(土) 14:19:26.69 ID:g3KX1uql0
俺がそう尋ねると、先生はまだわからないのかね?というような顔をしてこう続ける。

「先ほども言ったように、私は彼女に自分を変えるように助言をしたわけではない。善意といっても色々ある。あれは

彼女なりの善意の発露の仕方だよ」

「ああ、なるほど……」

まぁ、別に俺に対して努力しろだの変われだの言ったのも悪意があったわけじゃないしな。たまたま俺が素直に応じな

かっただけの話であって、由比ヶ浜の時みたいに上手くいったケースもある。俺の納得した様子を見たのか先生は目を

細めて穏やかな口調でこう告げる。


「だから、君も君なりの正しさを発揮すればいいのさ。どうにも間違っていると私が思ったらその時は叱ってやる」

「……そうですか」

何故か俺はその言葉を聞いて先生の顔を直視できなくなり、下を向いてしまう。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
937Res/580.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice