過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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402: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/02(月) 21:10:07.08 ID:KhUE3YQs0
会話が進むたびに由比ヶ浜の顔が接近してくる。もうこれ俺が顔の向き変えたら…………って何を考えているんだ自分は。

落ち着け。というか由比ヶ浜がまず落ち着け。

「と、とりあえず体勢を元に戻してもらえませんか?…………ち、近い……」

「えっ?あ…………ごめん……」

今の行為は無意識だったのか、由比ヶ浜はハッとして乗り出した身を引っ込めた。そしてみるみるうちに顔が赤くなる。

いや、もうこっちはさっきから頭が熱っぽくて大変だったんですけど……。俺は頬を撫でつけながら、また口を開く。

「それで、その後は……と、当日の……お楽しみ、と言いますか…………」

「え?あ、あ…………そうなんだ…………なるほどね」

由比ヶ浜は一瞬怪訝な顔になった後、こんどは何故かニヤニヤし始めた。なんでだよ。顔の向きをこちらから前に戻すと

何やらブツブツ呟いている。あんまりよくは聞きとれない。


「ふ〜ん……ヒッキーが……へぇ……そういう……」

何回かふんふんと軽く頷いてまた俺の方を見ると、由比ヶ浜は人差し指を顎に当てて何か尋ねてくる。

「それはわかったけど…………あたしの方は……何か準備しなくても……いいの?」

「準備、ねぇ…………特にこれといって必要な持ち物はないと思うが……むしろ荷物は軽くした方がいいかもな。あと、

なるべく動きやすい格好で来てほしい。それなりに歩くことになると思うから」

「…………わかった」


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