過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
1- 20
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:00:18.08 ID:FdvpavaL0
コンコン


唐突に部屋の扉をノックされる音で俺は目を覚ました。

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/31(水) 20:01:24.77 ID:8rjkPjsf0
期待


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:04:00.99 ID:FdvpavaL0
「……こんにちは」

「こ、こんにちは」

俺が上体を起こしている間に小町に続いて部屋に入ってきたのは誰あろう、雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣だった。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:08:41.53 ID:FdvpavaL0
「や、やっぱりまずかったよね……ごめんねヒッキー。あたしたちもすぐ出るから……」

最初に口火を切ったのは由比ヶ浜だった。

いや言ってることはすごく真っ当なんですけど、そんな捨てられそうになってる子犬みたいな目で見ないでもらえます?
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:11:09.95 ID:FdvpavaL0
ヤバい。今思ったことがそのまま口に出てたか。いかんいかん。どうも自分の部屋だと独り言の感覚で喋ってるな。

「あ……いや……俺自分の部屋に人入れるのとか……慣れてないから」

微妙にズレた話題にシフトさせつつこれ以上関係ないことを言わせないように牽制した。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:13:26.21 ID:FdvpavaL0
「それで、具合はどうなの?」

「ん、まあ熱も下がってはきてるし明日には行けるんじゃないか」

「よ、良かった……」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/31(水) 20:15:05.53 ID:1vUe0PxKo
風邪ひきがや
きたい


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:16:35.52 ID:FdvpavaL0
「えっと……よく知らずに……ちょっと言い過ぎた、というか……」

「私も……少し言い方が不適切だったと思うので……あなたに謝るわ、比企谷くん」

心の内を素直に吐露する由比ヶ浜と、あくまで表現にのみ問題を絞って謝罪する雪ノ下。実に彼女たちらしい。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:19:02.98 ID:FdvpavaL0
しかし、他人の事情なんてそもそもあるのかどうかさえも分からないことの方が多い。そして、普通はそんなことは

気にしないで口に出すものだ。それこそ、あの時の彼女たちのように。だから、そこまで気を遣われる必要はない。

「……そんなに気にするようなことでもないけどな。別に間違ったことを言ったとも思わんし」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/31(水) 20:19:16.23 ID:8rjkPjsf0
風邪比企谷期待


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/31(水) 20:22:25.72 ID:FdvpavaL0
だから、だからお前たちのことも何とも思っていないから……俺は傷ついてなんかいない、とはさすがに言えなかった。

俺が沈黙してしまった間に雪ノ下が続けた。

「この際、あなたがどう考えているかは気にしないわ。だから、この謝罪は自己満足と思ってもらって全く構わない」
以下略



937Res/580.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice