過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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622: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/24(火) 23:15:02.21 ID:dKbYp/nq0
雪ノ下は俺のほうに一歩近づいたのか、彼女の声が少し大きく聞こえるようになった。……何故、そこであたかも引き

留めるようなことを言うんだ。こっちは未練が残らないようにさっさと済ませたいのに。

「もう今は強制ってわけでもないらしいからな。……お前が先生に言ってくれたとはいえ、俺が部活をしばらく休んで
以下略



623: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/24(火) 23:19:11.06 ID:dKbYp/nq0
語気の強くなった二人の声を後ろに反響させながら、俺は部室を出て後ろ手で扉を閉めた。廊下を進んで階段の方に歩い

ていく。…………まぁ、仕方ないさ。しょせん俺みたいな人間がまともな人間関係を構築しようとしたのが間違いだった

んだ。だって俺自身がまともでないのだから。俺が、俺自身の理屈だけで納得していたって相手もそう思ってくれなけ
以下略



624: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/24(火) 23:23:09.12 ID:dKbYp/nq0

…………名前を呼ばれている?


…………体を揺すられている?
以下略



625: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/24(火) 23:28:36.44 ID:dKbYp/nq0
「ところで…………今日は……たぶん疲れてるから起こさなくていいって言った筈なんだが……昨日……」

俺はじろっと小町を見ると、片手を空手チョップみたいな格好にして顔の前に出して申し訳なさそうな表情をした。

「小町もそうしたかったのはやまやまなんですがね…………ちょっと今家にお兄ちゃんに会いに人が来てしまっていて
以下略



626: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/24(火) 23:31:00.96 ID:dKbYp/nq0
どうにもさっき見た夢の内容が頭から離れずに憂鬱な気分のまま、俺は顔を洗ったり着替えたりして件の来訪者に会う

準備をした。正夢にならないように手すりに掴まりながら、階段を慎重に降りていくとそこには意外な人物の姿があった。

俺の姿を見るにつけ、その人は玄関に腰かけたまま笑顔で片手を上げてこう挨拶をする。
以下略



627: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/24(火) 23:32:02.91 ID:dKbYp/nq0
今回はここまでです。次回は金・土を目途に


628:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/09/25(水) 01:19:19.55 ID:vktUZ9nH0
なんか想像より遥かに情けない八幡だった
ここからage展開はあるんでしょうか・・・


629:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/25(水) 04:36:00.19 ID:bfgdjp8R0
俺対人関係でどこまでも卑屈なこういう八幡大好き
なにげに対人以外は優秀な子なんからこれくらい豪快に情けないところがあってもいい
まあ、致命的なところなんですけど


630:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/25(水) 06:15:13.57 ID:i6jNUTJmo
続きはよ


631:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/25(水) 08:12:09.92 ID:DrBHjG/io
それらしいのかは知らんが、化物語の主人公以上にイラつく八幡だな


632:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/25(水) 23:53:02.36 ID:GeDGDbGAO
>>631
もしかして原作読んでなかったりする?


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