過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/04(日) 23:49:54.10 ID:fmExyKq4o
きたああああああ


73: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/04(日) 23:52:22.97 ID:dJldF2Mi0
Bその均衡を壊すのが誰なのか、彼らはまだ知らない。


特に何事もないまま午前の授業、昼休み、午後の授業と時間は過ぎていった。ただ、いくら教室が俺にとってのアウェイ

以下略



74: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/04(日) 23:55:06.46 ID:dJldF2Mi0
しかし、周りの永久凍土を融かしてまんまと氷の女王のテリトリーの侵入に成功してしまった奇特な方もいないことも

ないですが。彼女は固有の領土こそ持っていないものの持ち前の空気読みスキルと八方美人ぶりを発揮して色々な

ところにしっかりと自分の居場所を確保している。あれで頭が良ければ優秀なスパイになれたんじゃないだろうか。
以下略



75: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/04(日) 23:57:35.09 ID:dJldF2Mi0
冬場の昼食の場所の候補を思案しながら部室の扉を開けると、そこには件の氷の女王もとい雪ノ下雪乃がいつものように

椅子に座って本を読んでいた。不思議なもので、部屋の体感温度というものは人間がひとりいるだけでもだいぶ温かく

感じられるものだ。たとえそれが彼女であったとしても。
以下略



76: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/04(日) 23:59:47.39 ID:dJldF2Mi0
「案外由来を考えると間違っていないのかもしれないわよ。元々『鬼』という単語は『おんに』つまり陰を表す言葉から

派生したものだそうだから……比企陰くん」

「また、変なあだ名つけやがって……それが病み上がりの人間に対する仕打ちかよ」
以下略



77: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:03:05.54 ID:rJWw4fQ40

「ゆきのん、ヒッキーやっはろー!」

「こんにちは」

以下略



78: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:05:40.65 ID:rJWw4fQ40
「……これは部活動の備品の支給よ」

「そ、そうなんですか」

「ええ、そうよ」
以下略



79: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:07:05.57 ID:rJWw4fQ40
しかし、部活動の備品ねぇ……その湯沸しポットもティーポットもソーサーもカップも私物にしか見えないんですが。

マグカップはマグカップで由比ヶ浜のものだろうし……

「雪ノ下」
以下略



80: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:09:39.73 ID:rJWw4fQ40
一瞬だけ顔を下げて目を瞑り思案する様子を見せた後、雪ノ下は告げる。

「……そのように解釈してもらっても別に構わないけれど」

「ただ、どのみちもう一度あなたが使ってしまったのだから、これを他の人間が使うことはないと思うわよ」
以下略



81: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:11:23.99 ID:rJWw4fQ40
「はいはい、俺は馬鹿ですよ……」

「そ、そうだよ……ヒッキーはバカだよ……」

あ、別にそこは否定とかしてもらえるんじゃないんですね。さっきフォローされたからつい期待してしまった。その程度
以下略



82: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:13:20.74 ID:rJWw4fQ40
「しかし、なんでわざわざこんな湯呑みを?俺は別に紙コップでもよかったのに」

「数える程度にしか飲まないのなら、それでも別に構わないわ。しかし、使い捨てを続けるのは環境的にも……」

「……ま、俺がいる時点で環境的には悪いんですけどね。菌とか言われることもありましたが」
以下略



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