過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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77: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:03:05.54 ID:rJWw4fQ40

「ゆきのん、ヒッキーやっはろー!」

「こんにちは」

以下略



78: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:05:40.65 ID:rJWw4fQ40
「……これは部活動の備品の支給よ」

「そ、そうなんですか」

「ええ、そうよ」
以下略



79: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:07:05.57 ID:rJWw4fQ40
しかし、部活動の備品ねぇ……その湯沸しポットもティーポットもソーサーもカップも私物にしか見えないんですが。

マグカップはマグカップで由比ヶ浜のものだろうし……

「雪ノ下」
以下略



80: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:09:39.73 ID:rJWw4fQ40
一瞬だけ顔を下げて目を瞑り思案する様子を見せた後、雪ノ下は告げる。

「……そのように解釈してもらっても別に構わないけれど」

「ただ、どのみちもう一度あなたが使ってしまったのだから、これを他の人間が使うことはないと思うわよ」
以下略



81: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:11:23.99 ID:rJWw4fQ40
「はいはい、俺は馬鹿ですよ……」

「そ、そうだよ……ヒッキーはバカだよ……」

あ、別にそこは否定とかしてもらえるんじゃないんですね。さっきフォローされたからつい期待してしまった。その程度
以下略



82: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:13:20.74 ID:rJWw4fQ40
「しかし、なんでわざわざこんな湯呑みを?俺は別に紙コップでもよかったのに」

「数える程度にしか飲まないのなら、それでも別に構わないわ。しかし、使い捨てを続けるのは環境的にも……」

「……ま、俺がいる時点で環境的には悪いんですけどね。菌とか言われることもありましたが」
以下略



83: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:16:33.57 ID:rJWw4fQ40
俺じゃなくて菌のフォローしてどうすんだよ……雪ノ下はツッコミを無視して続ける。

「別に菌といっても菌糸類など色々あるし、環境的に有害とは限らないわ。比企茸くん」

「俺はキノコか何かか!?ちなみに俺はキノコ派でもタケノコ派でもどっちでもないぞ」
以下略



84: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:19:14.53 ID:rJWw4fQ40
雪ノ下は初めて聞いた用語が出てきたせいか、首をかしげて由比ヶ浜に耳打ちしながら尋ねる。どうでもいいけど

誰かの悪口でなければ女の子が耳打ちしてる姿ってなんかいいよね。……なんならされるのも悪い気分しない。

「あ、あの……キノコ派タケノコ派って何のことかしら?」
以下略



85: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:22:46.63 ID:rJWw4fQ40
ほう。無派閥が二人、つまりは俺が多数派に属したことになるのか。珍しいこともあるもんだな。……それ多数派か?

「……今回は由比ヶ浜がぼっちということみたいだな」

「むぅ……た、たかがお菓子の好き嫌いくらいで大げさだよ」
以下略



86: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:25:10.14 ID:rJWw4fQ40
「そ、それはたぶん……みんなと一緒ってことで安心したいんだ、と思う……」

「「みんな、ね……」」

同時にため息が漏れ、同じことをつぶやく俺と雪ノ下。”みんなと同じ”でいられるのなら、それはそれで安心できたの
以下略



87: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:28:30.32 ID:rJWw4fQ40
「ん……話を元に戻さないとな。そうだ由比ヶ浜、ギャンブルで絶対に賭けに負けない方法って知ってるか?」

「え?な、なんで急にそんな話に?……う〜ん……ヒッキーの考えそうなことだから……」

腕を組んで唸りだす由比ヶ浜。体の一部分が強調されて、別の意味で俺が負けそう……煩悩的に。
以下略



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