過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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860: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/22(火) 22:46:25.96 ID:0BVq5QXS0
「おい雪ノ下。お前なんてまだマシだぞ?俺なんてほれ……見ろ、HIKKYだぞHIKKY。引きこもりじゃねーっつの。

それにコップにニッキーマウスがついているから間違えて彫ったみたいになってんじゃねーか」

俺が言いたい放題言ってしまったので、由比ヶ浜は顔を膨らませてぷいっとそっぽを向いてしまう。俺のフォローが効いた

のか、雪ノ下はまた顔を上げてくれた。そして、次に疑問に思って当然のことを口にする。


「ところで由比ヶ浜さん…………あなたのは?」

「あ、確かにそれは…………ってお前だけ普通にYUIって彫ってあんのかよ、なんかズルくね?」

「だ、だってゆきのんもヒッキーもあたしのこと名前以外で呼ばないじゃん!だから……」

由比ヶ浜は少し声が小さくなり、寂しそうな顔になってしまった。慌てて雪ノ下がフォローしようとする。

「ま、まあ……確かにあなたの言うことにも一理あるし…………この部屋だけで使う分には特に問題もないでしょう」

「ゆきのん!」


由比ヶ浜は笑顔に戻って身を乗り出すようにして腕を伸ばして、雪ノ下の手を取った。何故かこっちに助けの視線を送ら

れるが、それは無視する。すると雪ノ下の表情が少し曇るが、今度は何故か由比ヶ浜が俺の方に向いてこう言う。

「ねぇ、ヒッキー?」

「な、なんだ?さ、さっきはちょっと俺も言いすぎたというか……」

「ううん、それはもういいの」

「そ、そうか……」



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