過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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92: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:41:53.43 ID:rJWw4fQ40
「そうか?それは悪かったな由比ヶ浜。素直なお前に色々とひねくれた考えや悪知恵を仕込んでしまって」

「へ?べ、別にそういう意味じゃ…………す、素直?」

困惑した後に笑みを浮かべる彼女。どうやら素直という言葉で褒められたと思ったらしい。
以下略



93: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:44:33.70 ID:rJWw4fQ40
「え〜……」

やっぱりロクでもないことだった。そんな改まって言えるかよ、素直とか……

「確かに由比ヶ浜さんは素直だと思うわ。でも、この男にストレートにそんなお願いして聞いてくれるわけないじゃない」
以下略



94: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:47:31.62 ID:rJWw4fQ40
「ところで雪ノ下。この湯呑みは部活の備品と言っていたが……」

「ええ、そうね」

「それならそれで、俺はその対価を払う必要があるんじゃないのか?」
以下略



95: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:50:41.15 ID:rJWw4fQ40

「あなたたち……今まで夏休みの合宿の費用などはどのようにして賄われていると思っていたの?」

そう言われればよく考えてみると俺、あの合宿のお金とか特に払ってなかったな。由比ヶ浜ははっとした様子で何かを

以下略



96: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 00:52:53.18 ID:rJWw4fQ40
「……あなたたちにはもう少し高次元での争いをしてほしいところだわ」

「……」

目を瞑り首を振りながら答える雪ノ下。そう、争いとは同じレベルの間でしか発生しない。ということでここは鞘を
以下略



97: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 01:05:47.76 ID:rJWw4fQ40
「しかし雪ノ下……部費というものがあるんだったら、さ。例えば」

「あなたに平塚先生をだまくらかす能力でもおありとお考えで?」

使途不明金にすることまでしっかり先読みされてました。……怖えよ。
以下略



98: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 01:13:32.46 ID:rJWw4fQ40
「……何か?」

「えっと……ゆきのんは……今日部活終わったあと時間ある?」

「あまり長くならないのなら……それが?」
以下略



99: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 01:31:30.57 ID:rJWw4fQ40
とりあえず話すこともなくなり、ティータイムを適当なところで終わらせた後は相談メールがないかの確認をする。

しかし今日のところはそういったものも特になく、残りの時間は例によって読書をして過ごす。

近頃は日が短いせいか、ますます時の流れが速く感じられた。
以下略



100: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/05(月) 01:33:37.89 ID:rJWw4fQ40
今回はここまでです。次回は水曜日まであたりを目途に投下したいと思います。感想など
あったらお願いします。


101:名探偵「真実はいつもじっちゃんの名に懸けて」[sage]
2013/08/05(月) 01:48:04.32 ID:DdVws0/20
乙!


102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/05(月) 01:58:33.87 ID:+l5YAMF20



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