294:1[sage saga]
2013/08/05(月) 19:36:47.33 ID:FalweBdD0
スコット「僕だって常に焦りを感じているさ」
黒子「?・・・意外ですの。スコットさんは皆のリーダーとして立派に努めているではありませんか」
スコット「いや、僕は自分の能力を自分で制御できない。バイザーがなければ能力が暴発してしまう」
スコット「他の皆は自分の能力をうまく使いこなしていて、僕なんかがリーダーに相応しくないといつも思うよ」
スコット「でも教授が言うには、『自分の力の限界を知り、周囲を観察できるからリーダーとして相応しい』とのことだ」
スコット「クロコ、君も自分の能力の限界を知っているし、常に周囲に気配りをしている。僕はそう思う」
スコット「君はきっと立派な人になると思うよ。僕なんかよりずっとね」
黒子「・・・そんなことありませんわ。わたくしなど・・・」
スコット「そう思うことが証拠さ。教授はこうも言ってた。『リーダーに相応しい者は自分からその地位を欲しない』と」
黒子「・・・」
スコット「もちろん、君が能力を成長させることを邪魔する気などない。が、焦ることはないよ」
黒子「そうですわね。わたくしに出来ることをすればいい。今までもそうでしたわ。すっかり忘れてました」
スコット「そういうことさ」
黒子(・・・今までの戦いでも、わたくしにはわたくしなりの出来ることをしてきた。これからも・・・)
黒子「・・・さて、スコットさんの言うことによるとわたくしもリーダーに相応しいということになるのですが?」
スコット「え」
黒子「X-MENのリーダーの座を奪っても文句は言わないでくださいまし」
スコット「フフフ、負けないぞ!」
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