過去ログ - モバP「事務所でみんなの交換日記」
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469: ◆VVUrtNVNRY
2013/10/16(水) 22:50:18.33 ID:byTCgkumo
×月▼日
記入者:工藤忍
日記の一ページ。
人々にとって、数えきれない日々の内のたった一日。
だけど、ここに、このノートに一日を記せるということは、アタシが……工藤忍がアイドルとしてちゃんと生きているという証なんだと思う。
辛かったよ。
でも、辛かったからこそ、今の自分が輝いているんだとも思う。
今、すごく楽しいよ。
こうしてペンを持つ手が、嬉しくて震えだしそうな位。
事務所がライブ会場になりそうな位。
最初の頃から瞬く間にアイドルになれて、学園祭にも呼ばれて、どんどん変わっていって、皆に認められて。
本当に一瞬の出来事のようにも思えたけど、こうして日記を書くことで今更ながら思い出してみる。
ねえ、Pさん。
アタシ、いっぱいいっぱいだったんだよね。
上京ってさ、つまり何も持たずに旅をするようなもんでしょ?
(実際アタシは本当に何も持たず来ちゃったわけなんだけど……)
だからもう必死で色んな所に応募して、それでも落とされて……どうしようかって思った時にPさんに出会えて、その時はアイドルへの道が開けて喜んでたけど、実は泣きたかったんだよ?
「これで見返せる」って。
…でも、そうじゃないんだね。
アイドルはそんなことを考えてやるべきものじゃないって、アイドルになって同じ事務所のライバルと接することで分かった。
みんな、幸せそうだもん。それも、アイドルになったからじゃなくて、今の自分に。
今なら選考に落とされた理由がわかる気がする。
だからこそ、Pさんはすごいなあって思う。こんなアタシの中を見抜いてくれたんだよね?
分かったから、アタシはあの時以上に楽しめてるんだ。みんなを笑顔にさせる、幸せにさせる、ってね!
……あ、もうページがなくなりそう。このままだとPさんの返信欄まで潰しちゃいそう、ふふ。
最後に。
Pさんと事務所のみんな、空回りしていたアタシに最初から優しくしてくれてありがとう。
きっとみんなが居なければ、どこかで折れていたかもしれないから。
だから、これからもよろしくね!
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